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腕立て伏せヒーロー伝説5「三色筋肉」腹筋・背筋・腕立て地獄の3分間競技

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PUSH-UP💫THE HERO

2024年4月6日

【腕立て伏せヒーロー伝説Ⅴ】
三色筋肉とは、腹筋、背筋、腕立て伏せを各1分、計3分間にわたり連続して行い、合計回数を競う地獄の3分間競技
❶TBS筋肉精鋭(マッスルエリート)で筋肉番付やスポーツマンナンバーワン決定戦の三色筋肉(マッスルジム/MUSCLE GYM)に出場し221回の新記録を出し全国ランキング1位になる。
❷三色筋肉のセットを製作する為の資金提供スポンサー、筋肉企画にタイアップしてくれる番組制作会社、イベント会社を募集中!



腕立て伏せヒーロ伝説⑤~Legend of PUSH-UP THE HERO~

「三色筋肉(マッスルジム/MUSCLE GYM)」

22年前2000年5月20日に新宿パークタワーで収録されたTBS筋肉精鋭(マッスルエリート)という番組で筋肉番付の競技「三色筋肉」に出場し221回の新記録を出して全国ランキング1位になりました。

古舘伊知郎をストーリーテラーにケインコスギの挑戦企画が筋肉マニアの心を揺さぶった今の時代には無いタイプの筋肉番組でした。三色筋肉は後に、スポーツマンNo.1決定戦の正式種目「MUSCLE GYM」として登場する事になります。


初めて見る方に競技説明しますと、三色筋肉とは今やっている1段目が腹筋、2段目が背筋、3段目が腕立て伏せを各1分づつ、計3分間にわたり連続して行い、全ての合計回数を競う競技です。

そして上位に入った選手3名が、9月に行われる全国大会において全国ナンバーワンを決定する夢のオーディション番組でした。


私の最大の武器腕立て伏せです。意外ですがこの頃の腕立てスピードは普通でむしろ他の出場者の方が速いくらいでした。スピードに目覚めるのは翌年出演する事になるマッスルミュージカルからです。

この遅めのスピードでも、腕立て伏せを1分(厳密には腕立て台に上がるのが遅かったので57秒)で105回行えたのは、一度も休まずノンストップで腕立て伏せを行えたからです。

実は三色の練習では、腹筋と背筋の疲れから腕立て伏せを1分ノンストップで一度も出来ていなかったので、この日の調子の良さは腕立ての回数からも見て取れます。


筋肉精鋭のオーディション当日に配られた案内です。

実は7月1日の収録の可能性もあったので、もし5月の収録で無く晴れてた7月の収録なら逆に221回出せていなかったかもしれないと考えるとぞっとします。

このオーディションで結果を残せてなかったら出場する機会すらなかったので、今の超人プロという事務所は100%存在することはありませんでした。詳しくは腕立て英雄伝説6マッスルミュージカルの回で語ります。


自分がケイン・コスギみたく雄たけびをするなんて全く考えてなかったです。腕立て台に上がってからの記憶が今でもありません。実況の声も全く耳に入らず知らぬ間にリミッターが外れていたのでしょう。3分終えた時に自分で腹筋、背筋、腕立て伏せを何回やったか回数が全く分からず、185回は超えてくれと心から願い前面に置いてあるカウンターを見ると「えっ221回」ウォーーーと自然と雄たけびが出たのです。25歳でようやく暫定ではありますが日本1になれたのでその日は嬉しすぎて眠れませんでした。


そして三色筋肉ランキング1位のまま、SASUKE第6回大会にも88番のゼッケンで出場し、同年9月に船の科学館で収録された三色筋肉全国大会決勝に勝ち上がりました。

筋肉精鋭軍団VS筋肉伝説軍団の3:3の対決方式で、私はマッスルエリート軍団の大将として戦いました。

ミスターSASUKEとして名を馳せた山田勝己さんもこの大会に、筋肉伝説軍団の2番手として出場し214回の好記録を出しています。


サードステージのパイプスライダーで着地に失敗しコース外に転落したあの有名な第6回大会の年です。

私はというとその年に新エリアとして登場したファーストステージのジャンプハングでリタイアでした。

6回大会は三色筋肉の成績優秀者から18人が出場、82人目までクリア者0人。ジャンプハングで50人以上がリタイアするという変わった回でした。


スポーツバラエティーでお馴染みのこの紹介VTRですがこれ実は後撮りなのです。

予選の方は、前撮りだったのですが、決勝の方は敗戦後のロケだったので、戦う前のテンションを演じるのが1番難しかったです。それゃ負けたショックで髭もぼうぼうになるわけですよ。

この日はお寺で座禅を組みロウソク1点を見つめる精神統一、精進料理を食べ、荒ぶる山を駆け上り、最後は滝に打たれます。


いきなりですが三色筋肉の出場選手アンケートその2です。

体力自慢①の指2本逆立ちは壁を使わないと出来なかったのですが、6年後壁を使わず指2本逆立ち腕立てを軽々行う逆立ち超人しゃちほこに出会う事になります。

体力自慢②の33㎏の重りを背負って指1本で懸垂3回、こんな事が出来ていたなんて忘れてました。

スポーツ歴は、中国拳法ジークンドーってあります。

20年以上前ですが、道場に通いガチでやっていた時期ありましたね。


さてこの滝行ですが、神奈川県の酒水(しゃすい)の滝という全長69mのガチな滝で、やり方を間違えれば死ぬこともある滝行初体験の人にはレベルの高い場所だったので、映像に映ってる私はガチで必死です。

お経みたいな言葉を連呼し叫んでいるのは、滝の激流が口や鼻に入って窒息死するのを防ぐためです。

まさに命懸けの滝行、最後のコメントは寒さと恐怖でブルブル震えており本当の修行僧のようにも見えますね。


ケインコスギの登場はテンション上がりました。

対戦相手の伊藤さんは筋肉番付クイックマッスル3分間腕立て伏せの全国大会優勝者で申し分ない相手でした。

私も大阪に住んでた時にクイックマッスル香川大会に出場した事があります。

大阪大会で予選落ちしてしまったので、香川大会の予選を再度受けて受かったのですが、人生初のテレビ出演というのもあり緊張で全く練習の力が出せず183回と惨敗し全国大会に出場する夢は絶たれました。この負けが強いモチベーションとなって三色筋肉に繋ります。

そのクイックマッスルの頂点に立った男が対戦相手と知った時は武者震いが止まらなかったのを覚えています。


立ち上がりの腹筋ですが、22回目から回数をロスしています。

腹筋のボタンを押すと「カチャ」と機械音がするので、私のペースと映像を見比べてもらえればロスしたカウントが大体分かるはずです。

三色筋肉は二度目でこの日は自分の回数を見る余裕がありました。

それがデメリットになったか、自分の数えたカウントに比べカウンターの数字が大きく下回っているのを見た瞬間に焦りが出て体が硬くなりました。


腹筋は予選から大幅にフォームを変えボタンを押し込む力が浅かったので、電飾によくあるセンサーの不具合ではなく100%私のミスでした。


背筋台に上がるときカウンターを見ると同じ回数だったので「まだ取り戻せる」と気持ちを切り替え、伊藤さんは腕立てに備えるために背筋は早めに切り上げると情報が入ってたので、背筋で差を広げるべく臨みました。

しかし、背筋はもっとピンチが訪れます。


予選では雨でもしっかり足首に吸い付くようにフィットしていた足の固定部分が、決勝では途中から緩み足の固定部分の高さが上がり、背筋で上下動をするたびに足首が固定部分から外れて下に落ちそうになり、落ちないよう踏ん張る為に足に相当力を入れる必要があった為に、スピードと勢いがつかず完全にリズムを失いました。


リハでは各センサーの調整や足を固定する部分の位置や高さの調整を行うのですが、リハでは足の固定部分に違和感は感じなかったので、本番中に金具が緩み固定台の高さが上がっていたとしか思えません。


予選では1分57秒まで背筋を続けてますが、決勝では1分48秒で見切りをつけているのがその証拠です。


ここだけの話しですが、腕立て台に上がった時、体が右によろけているのが分かります。

この時わざと下に落ちる選択肢もありました。明らかに背筋はセッティングミスと思いながらやってたし、下に落ちることで、撮り直しが出来ると考えたからです。


でもカウンターを見るとこれだけのカウントロスがあって差はたった1回、腕立て伏せに絶対的自信を持っていたので、1秒もない刹那に落ちる選択肢を止め「まだ勝てる」と気持ちを切り替え腕立てに臨みました。


ですが腕立て伏せで最大のアクシデントが起こります。

映像を見て下さい。138回まではカウントロスありませんが、139回目から時間が経つにつれカウントロスがひどくなります。

138回までと139回以降の腕立てフォームに差はなく、肘も肩のラインに設置しているセンサーは通過してるし、顎付台のボタンも鼻血が出るほど強く叩き、私のミスはあっても数回レベルと今でも思っています。


腹筋と背筋のロスを腕立てで挽回するはずだったのに、顎付台の赤の丸いボタンが全然光りません。

予選のボタンは光らないスポンジタイプでしたが、決勝は光るプラスチックタイプのボタンでした。


ボタンが光らなくなった事を認識してからは、意識的にスピードを下げて肘の伸びを意識してやったので「スタッフの腕伸ばして」の叫び声に「伸ばしてるよ」と思いながらそれでも光らないボタンに心が折れそうでした。


腹筋と背筋のセンサーは問題なかったと思いますが、腕立て伏せは、何かしらのシステムトラブルがあったと思っています。

現場スタッフも腕立てのセンサーがあれだけ動かないのはおかしいと認めてたし、インターバルを取って再戦の救済案も協議されましたが、伊藤さんはクイックマッスルの時代から「みちのくの血だるま将軍」というニックネームが付くほどに腕立てを流血しながら行うのが特徴の人なので顔面に傷がある状態では再戦をファーストテイクのテイで行うのは不可能だったのです。


練習では274回の記録を出し、決勝の目標は250回でした。

コンディションがベストだっただけに、何のアクシデントもない状態で出来ていたら何回出来ていたんだろう。と21年経った今でも思います。この日は悔しすぎて眠れませんでした。


三色筋肉のセットを製作する為の資金提供をして下さるスポンサーや、弊社の筋肉企画にタイアップしてくれる番組制作会社、イベント会社など募集中です。

あくまで概算の見積もりですがセットだけなら820万程で対戦用に2レーン製作出来ます。

三色筋肉をただリバイバルするだけでなく、三色筋肉の構造を知り尽くした元ランキング1位の経験則を活かしてより進化させた現代型のスタイルで復刻し新世代の筋肉競技としてスポーツイベントを中心に提案していき、スポンサー様にもスポンサードするメリットを随時ご提案していきます。

令和版でスクワット、懸垂、腹筋、背筋、腕立ての五色筋肉なんてのも面白いかもしれません。

腕立て伏せヒーロー伝説5「三色筋肉」腹筋・背筋・腕立て地獄の3分間競技

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