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腕立て伏せヒーロー伝説3&4「Guinness World Records Most Non-Stop Push-ups 連続ノンストップ世界記録」

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PUSH-UP💫THE HERO

2024年4月7日

【腕立て伏せヒーロー伝説Ⅲ&Ⅳ】
❶偉大な日本人ヨシダ・ミノル(Minoru Yoshida)が持つ規格外のノンストップ腕立て伏せのギネス世界記録Guinness World Records for Non-Stop Push-Ups 10,507回にチャレンジ!
❷1時間連続腕立て伏せMost push ups in one hourの世界記録に挑戦
プランク8時間ギネス世界記録保持者ジョージ・フッド(George Hood)との腕立て対決
筋肉番付の後継番組「黄金筋肉ゴールデンマッスル」で挑戦出来る予定だった⁉



腕立て伏せヒーロ伝説③~Legend of PUSH-UP THE HERO~

「腕立て1万回チャレンジ」

1999年 自宅にてヨシダ・ミノル(Minoru Yoshida)が保持していたノンストップ腕立て伏せのギネス世界記録Guinness World Records for Non-Stop Push-Ups 10,507回に迫る、10000回の腕立てを4時間46分49秒で達成しました。

ヨシダ・ミノルとはいったい何者なのでしょう。名前から日本人であるのは分かりますが、1万回に要した時間や年齢、顔写真や動画などの詳細が一切残っていない謎の男です。

1980年に世界記録達成後、連続腕立て伏せのカテゴリーは廃止され、現在は「24時間腕立て」のカテゴリーを設けています。休憩自由で24時間で腕立て伏せが何回出来るかというルールで、以後腕立ての長時間チャレンジには必ず休憩が入るガイドラインに変更されました。ちなみにギネス記録は24時間で46001回。とんでもない記録です。


この時は計画して行ったのではなく、当日朝起きた時に体の調子もいいし、1日休みだし最初はノンストップ腕立て伏せで何回出来るか挑戦し、限界が来たら休憩を取って24時間腕立てに切り替えてチャレンジしてみよう。とふと思いつき実行しました。


カウントの取り方は、市販の数取器を床に固定して、加算ボタンの部分に1㎝のスポンジを貼って顎でカウントしたので顎台の高さは6㎝程でした。筋肉番付の腕立て競技でお馴染みだった黄色BOXの顎付け台の高さが8㎝なのでそれよりも低い設定になります。

6センチなら肘も直角90度の位置まで曲がりますし、腕立て伏せのペースはクイックモーションでなく3秒に1回のピッチ音に合わせて行ったので、ペースが早すぎて肘が伸びない事もありません。


あまりに無謀な初チャレンジに回数を重ねる度に心が折れていき、3333回でノンストップの挑戦が途絶えた時、24時間は無理と感じ、目標を半分の12時間に変更、5分休憩後ノンストップで6666回まで行い、そこで12時間も無理と感じ、目標を時間ではなくギネス記録の半分の回数23000回に変更、5分休憩後ノンストップで8000回まで行い、あまりの疲労に23000回も無理と感じ目標を1万回で最終決定して、5分休憩後ノンストップで残り2000回ラストスパートして10000回達成したのです。


結局ノンストップで出来た回数は3333回、休憩は15分だけ入れた妥協案での達成でしたが、実質4時間31分は連続で行っているのでこれは凄い事だと思います。

精神的限界の構造からも、最初から1万回をMAXの目標にしていたなら、脳のリミッターが外れず1万回出来なかったと思います。

私からのアドバイスとてして、今回のように桁外れた回数にチャレンジする時は目標を3ステップ高く設定して脳をだますのも数ある筋持久力をブーストするテクニックの1つです。

一万回やり遂げた後の達成感は凄くありました。暫く両腕が挙がらなかったしあまりの疲労に暫く何も出来なかった記憶があります。言うまでもなく24歳の若き怪物の超回復力でも一週間近く筋肉痛がひかなかったです。

まさに〝肉体的限界は精神的限界のはるか先にある〟武田真治さんの名言を体感した挑戦でした。


膝を地面に着けずに1万回以上連続で出来る人間は未来永劫出てこないと思える程の大記録です。

ベンチプレス20㎏を1453回ノンストップで休まずやって一番つらかったのが実は手首。1万回はどんなに早くても連続で行っている事を考えるとハイペースでは不可能なのでかなり遅いペースで行ったと予想されます。3秒に1回のペースと仮定しても1時間に1200回、10507回行うには8.7時間ほど必要なのです。

8時間に渡って体重の6割~7割の負荷が常に手首にかかるわけなので、チャレンジ終了後の手首は無事だったのか疲労骨折しなかったのか腕立てマニアの視点でみるとそこが一番気になるところです。


腕立て伏せヒーロ伝説④~Legend of PUSH-UP THE HERO~

「1時間腕立て伏せの世界記録に挑戦」 

1999年 腕立て1万回行ったほぼ同じ時期に、フジテレビ721チャンネル北野「新人間国宝」のコーナーに出演し1時間腕立ての世界記録に挑戦し3396回の記録を出しました。

ゲストにはいとうせいこうさん、原千晶さんがいました。

テレビ制作会社イースト本社の会議室で収録、立会人にイーストのプロデューサーさんと司会の女性の方がいました。顎付台の前には筋トレを始めるキッカケになったブルースリーの写真を置いてチャレンジしました。


実は練習では3700回出した事があり、この日は3600回(1秒に1回)のペースを目標に設定していたので、本来の力が発揮出来なかったコンディション不良の中での挑戦でした。

ちなみにギネスの公式ルールで行った訳では無い回数重視のスタイルで行ったので、肘の伸びやフォームも甘く比較は難しいがこの日に対ギネス用にガイドライン通りにフォームを修正して可動域を高めて行っていたとしても3396回(-500回)=2900回程度の記録は少なくとも出せていたと分析しています。


疲れていない前半30分位までは肘の伸びやフォームもまだマシだったのですが、動画は残念ながら今流している53分経過3000回からの部分しかデータとしては残ってないので、めちゃくちゃ疲れていて肘の伸びもフォームも甘いのが残念ですが、53分で3,000回は腕立て1回を1.06秒のハイペースでやっている事になるので当時のバッドコンディションでは極度の疲労も重なり肘まで意識がいかなくなったのでしょう。

ビデオテープ自体は放送尺で保存し残っているので取材やプロフィールなどで映像提供する事も可能です。


何故3400回を目標にしたのかというと当時のギネス記録が3416回だったからキリのいい数字を目標にしたと思います。ちなみに現在のギネス世界記録Most push ups in one hourは2020年6月にオーストラリアで達成した「2919回」です。

何故世界記録の回数が落ちているのかというと、恐らくは腕立ての新しいガイドラインやレギュレーションが出来て過去の腕立てのギネス記録の中でフォームが悪いものをギネス社が再審査し記録を除外した可能性があります。


ちなみに腕立て英雄伝説1で紹介したプランク(longest time in the plank position)8時間超えのギネス世界記録保持者ジョージ・フッド(George Hood)さんも1時間腕立てに挑戦を表明しています。世界の鉄人必ず3000回は超えてくるでしょう。

TVディレクターの皆様、今世界が注目するプランクの怪物ジョージ・フッドさんを日本のテレビ番組にゲストで招聘して、1時間での腕立て伏せ回数」の種目で日本の筋持久力モンスターと対決する世界最強の筋持久力モンスターを決める筋肉企画を実現してみませんか!?興味がある方は是非超人プロまでご連絡下さい。


28歳の時に、筋肉番付の後継番組である「黄金筋肉ゴールデンマッスル」という土曜夜7時放送のゴールデン番組で1時間腕立て伏せのギネス世界記録に挑戦する企画が決まっていましたが、とある事情で出演が白紙になってしまった事もありました。28歳は運動生理学的には筋持久力のピークは多少過ぎてはいたが、もし挑戦出来ていれば腕立ての世界に今なお残る金字塔を打ち立てられただけに残念な出来事でした。

この時の裏話しは、腕立て英雄伝説6マッスルミュージカルの回で語りたいと思います。

腕立て伏せヒーロー伝説3&4「Guinness World Records Most Non-Stop Push-ups 連続ノンストップ世界記録」

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