top of page

世界最高難度の腕立て伏せマシンで100秒100回パーフェクトを達成するヒント

Dark-Background

PUSH-UP THE HERO

2024年4月7日

全世界対象100万円の高額賞金100秒100回パーフェクトの条件
~100秒100回を達成するヒント~
❶世界最高難度に設定したシビア競技ルール
❷賞金が懸かる事による緊張感プレッシャー
~PUSH-UP THE HEROを完全制覇する為には?~
❶連続回数の引き上げにこだわるべし
❷筋疲労し限界が近づいた時のカウントミスに注意すべし
❸100秒の時間に慣れるべし

世界最高難度の腕立て伏せマシンで100秒100回パーフェクトを達成するヒントとは⁉


「人類史上最高難度の腕立て伏せマシン」のキャッチコピーで登場したモンスターマシンPUSH-UP THE HERO誕生から5か月経ちました。


全世界を対象に100万円の高額賞金を懸けている「高難度モード100秒100回パーフェクト」の条件は、48歳のおじさんでも練習と努力次第で出せるんだという前例を作るべく、製作者自らシミュレーション・テストを繰り返しています。


腕立ての練習自体は腕立て伏せマシン企画段階の2022年12月中旬から開始させ11か月目、少しづつ負荷と難易度を上げていき、腕立てマシンを使った高難度モード100秒の実戦チャレンジ回数は本記事掲載段階で7回行っています。


現最高記録は97回、最新のランキングはこちら➡腕立て伏せ100秒間最強は誰だ


高難度モード100秒100回パーフェクト達成者のみ、肘の伸びをスロー映像でチェックする審査が入るので、製作者である私の場合は、肘の伸び100%(全てのレップで肘が180度伸びている)を最高記録認定の条件にしています。


肘がパーフェクトの審査合格基準の動画です。➡0.5倍速でご確認下さい。

賞金チャレンジの詳しい説明はこちら➡https://www.pushup-thehero.com/challenger


回数的には100回まであと3回ですが、力を出し尽くしているラストスパートの中での3回なので、

今のフィジカルでは+10秒の110秒間は無いと100回出来ない計算になります。


100回の壁は想像以上に高く、改めてこの腕立て伏せマシンにおける時間と回数設定100秒100回の難易度設定は絶妙であり適正であると確信しています。


虎視眈々とPUSH-UP THE HEROにチャレンジを目論んでいる全国のマッスルエリート達に向けて100秒100回を達成するヒント、そして人類史上最高難度と言われる理由を製作者の立場から説明していきます。


理由❶世界最高難度に設定したシビアな競技ルール

①手幅は60㎝以内

手幅は日本人男性の肩幅の平均×1.3倍の60㎝にマットの幅を設定しています。

一般的に効果があるとされる肩幅強は肩幅平均×1.5倍の70㎝程度です。

手幅を10㎝短くする事で体を上げる時、下げる時ともに可動域が大きくなるので負荷と回数に影響してきます。


手幅、60㎝と70㎝を比較すると100秒の間で必ず差が出ます。個人差、体重などで多少の違いはありますが、3回~5回程度は違ってくると分析しています。


②胸でボタンを押す

〇筋肉番付では顎でボタンを押していました。いわゆるつま先から頭まで体のラインが一枚岩にならない腰が動かない首だけのクオーターレンジ・プッシュアップ(1/4 超限定可動域)

〇海外で主流のプッシュアップチャレンジは、顎ではなく胸を支点にしますが、胸を下げる高さは拳を縦にした高さを基準にし約8㎝でハーフレンジ・プッシュアップ(1/2 限定可動域)

●一方このマシンの胸スイッチの高さは僅か1㎝、世界基準の8分の1の高さのシビアな設定で、1㎝のボタンをしっかりカウントさせるには胸が床に触れる迄下げる必要がありフルレンジ・プッシュアップ(1/1 完全可動域)になります。


いかにフルレンジの腕立て伏せがきついか3種類の可動域ごとの30秒間の世界最高回数でどれだけ回数に差が出るか動画で比較検証しています。

30秒間でこれだけの差が出るので、完全可動域フルレンジ腕立て伏せの100秒間だとどれだけ差が出るか難しいか想像できるでしょう。


腕立て伏せチャレンジ系でフルレンジの可動域で綺麗なフォームで行う人が世界的にもほぼいない事実も腕立て伏せマシンの難易度を引き上げていると言えますし、手幅制限のルール以上に回数に差が出る競技ルールです。


更に100万獲得には、パーフェクト(ノーミス)達成が条件なので、100回全てのレップをフルレンジで行う高い集中力と筋持久力が必要です。

人間どうしても後半疲れたりバテた時は、本能で楽をしようと腕立て伏せの可動域も浅くなってしまいます。私のカウントミスも今では99%が胸ボタンのノータッチです。


③肘を真っすぐ180度伸ばす

高難度モードでは映像チェックも加わる為に毎回確実に肘を180度伸ばすことが求められます。

私も練習初期の頃はそうでしたが、自分では絶対腕は真っすぐ伸ばしたと思っていても撮影した動画を見ると全く伸びていないなんてことがよくあります。

ほぼ全員に共通する腕立てあるあるネタでして、これを矯正するには練習以外ありません。


一瞬1回1秒たりとも油断できないところが難しいところで、100秒間肘にも集中力と意識を傾けないとチート腕立て伏せになってしまいます。


角度が1度違うと1回は回数が違ってくると分析しており、肘の角度を終始175度(5度甘い)で行うと100秒で5回前後は回数が違ってくるでしょう。


④終始体幹は真っすぐ保つ

競技ルール上、失格対象にはなっていませんが、高難度モードの肩のセンサーを攻略するコツとして、肩が落ちない(すくまない)ようにする事も重要です。※公式動画でも映像で説明しているのでチェック下さい。


その為には、腹が落ちたり腰が落ちない様に、つま先から頭の先まで体のラインを真っすぐ一枚岩にすることが重要で、腹筋や背筋の力が弱かったりフォームが悪いと肘が伸びていても肩センサーのカウントミスに繋がります。

よって腕、肩、胸の力だけでなく、腹筋と背筋の強化も完全制覇するのに絶対不可欠です。


⑤足を閉じてスタート

腕立て伏せは足を閉じると負荷が上がり、足を拡げれば広げるほど体幹でバランスを取る必要がなくなり負荷が下がるので、足を閉じることをルールにしています。


競技中に拡げられる足幅は概ね30㎝以内とはしていますが、100秒100回を目指すレベルに到達すれば、連続回数も伸びレップ間の休憩もほんの数秒と短くなるので、30㎝拡げた所で大して負荷は下がりません。


足を広げる時間もロスタイムに繋がる事を踏まえれば、足は終始閉じたままの方が私は良いと思っています。


この5つの競技ルール全て厳守した上で高難度モード100秒100回パーフェクト達成者は、

可動域、フォーム、フィジカルなど全てが完璧な腕立て伏せを行った唯一無二の人類と認定されるでしょう。


この5つの競技ルール全て厳守した上で100秒100回達成するのが、どれだけ難しいか是非自宅で挑戦し世界最高難度のレベルを体験してみて下さい。


90回までは愚直に腕立て伏せトレーニングを積めば誰でもいつかは到達出来るレベルですが、それ以上の回数を出すには、"センス"という名の才能と乳酸地獄との闘いを制する類まれなるタフネスさが必要です。


100秒間という時間設定が実に絶妙で、90秒90回のルールなら多くの腕立てプレイヤーがクリアできる壁でしょう。

現に私は100秒間は7回チャレンジしていますが、7回とも90秒90回のラインはクリアしています。

どんな人間にも90秒~100秒のラスト10秒間、90回~100回のラスト10回に強烈な筋疲労が襲ってくるので、前半のスピード腕立て伏せで貯めてきた回数の貯金が一気にロスすることになり、このラスト10秒10回は腕立て伏せ競技における"魔物"のような存在といえます。


理由❷賞金が懸かる事による緊張感とプレッシャー

完全に自分のルーティーンとペース配分で実機を使って練習出来る環境でも、モンスターマシンを目の当たりにした挑戦は心拍数が爆上がりし緊張します。

私の場合は30秒はあまり緊張しませんが、100秒になると緊張感が5倍増し位になります。


難易度に関わらず、これから現るであろう賞金チャレンジャーは、当然ながら自分のいつもの環境やルーティーンでは挑戦出来ないので、練習とは比べ物にならないとてつもない緊張感で乳酸性閾値への到達が早まり普段の力を出せない可能性もあるでしょう。


その緊張感の種類はTV収録のそれに似ています。場慣れしていて緊張感を力に変えられる人や、芸能人やタレントなどテレビ慣れしている人は有利になる可能性が高いです。


緊張で本番に普段の力を出せない人に実践して欲しいテクニックが、「ルーティン法」です。

次のトレーニング時間から逆算して、寝る時間、起きる時間、食事やサプリを摂る時間など、全てのスケジュールと動きを決めルーティーン化します。


本番よりも、それまでにいかに準備したかということを大事にし、終始一貫、自分の決めたことをきっちりとこなすことが成果を出す鍵であると信じてやり続けます。


当日は、いつものトレーニング日と同じものを同じ量食べ、同じタイミングでウォーミングアップを行い、本番直前に同じ行動を取るなど自分流で構わないので普段と同じ行動を自然と行う事で余計な緊張感を出さない効果があります。


それでも緊張するでしょう。更に実践的な方法が「脳のリミッターを外す」です。

詳しくはこちらの記事で解説しています➡リミッターを外すテクニック


「緊張を力に変える」ことが出来ない限りはいかに筋肉に実力と身体能力が伴っていても世界最高難度の腕立て伏せマシンで100秒100回の壁を超える事は難しいでしょう。


緊張を力に変えるテクニックをご紹介します。


呼吸法:

緊張した状況では、呼吸が浅くなりがちです。深くゆっくりとした呼吸を行うことで、自律神経のバランスを整え、リラックス状態に入ることができます。ゆっくりと息を吸ってから、長めの呼気を行いましょう。繰り返し行うことで、緊張を軽減し、集中力を高めることができます。


ポジティブなセルフトーク:

緊張していると、ネガティブな思考や不安な考えが頭に浮かぶことがあります。そのようなときは、自分自身に対して励ましの言葉や自信を持つ言葉をかけることで、自信を取り戻し、緊張をプラスのエネルギーに変えることができます。


可能性をイメージする:

緊張していると、失敗や困難な状況ばかりを考えがちです。しかし、成功や良い結果をイメージすることで、自信を持ち、緊張をポジティブなエネルギーに変えることができます。自分が望む結果や目標を明確にし、その達成イメージを繰り返し思い描きましょう。


練習と準備の徹底:

緊張を軽減するためには、練習と準備が欠かせません。事前に十分な準備を行い、自信を持って臨むことで、緊張を減らし、安定したパフォーマンスを発揮することができます。繰り返し練習し、自分の力を確信することで、緊張を力に変えることができます。


現在に集中する:

緊張が高まると、過去の失敗や将来の結果について過度に考えがちです。しかし、緊張を力に変えるためには、現在の瞬間に集中することが重要です。目の前のタスクやプレーに集中し、一つのプレーに集中するためには、以下のポイントに気を配ることが重要です。


プロセス志向:

緊張が高まると結果や成功にフォーカスしがちですが、それよりもプロセスに集中することが大切です。プレーの技術や戦略、動作の正確さに意識を向け、それらを実行することに集中しましょう。結果はプロセスの質の結果として現れるものです。


状況を受け入れる:

緊張はプレッシャーや不確実性と関連していますが、それを受け入れることも重要です。緊張があることは自然なことであり、挑戦や成長の機会でもあります。状況を受け入れ、緊張をプラスのエネルギーとして受け入れることで、自分自身に対する信頼を高めることができます。


ポジティブなビジュアライゼーション:

緊張が高まったときには、成功や良いパフォーマンスのイメージを思い出すことが有効です。過去の成功体験やポジティブな状況を思い出し、それを再現するようなイメージをすることで、自信とリラックス感を取り戻すことができます。


認知の転換:

緊張は身体的な反応や思考パターンと関連しています。緊張が高まったときには、ネガティブな思考をポジティブなものに転換することが重要です。ネガティブな思考を捉えたら、それを否定し、代わりにポジティブな自己話しや肯定的な考えに切り替えましょう。


次にモンスターマシンの魔物を制し、PUSH-UP THE HEROを完全制覇する為の他のヒントを実例と経験から紐解きます。


❶連続回数の引き上げにこだわるべし

個々の持つ筋肉の特性やトレーニング期間などの違いで当てはまらない人もいますが、高度に鍛えている人にとってはスタートからの連続回数(休憩を入れずにノンストップで行う)を1回でも多く行った方が有利になります。


連続回数が多くなればなるほど比例して疲労度合いも高くなり乳酸も多く溜まりますが、前半戦の50秒で回数を稼げるので、精神的に有利な状態で後半戦の50秒間を折り返せます。逆に前半に力を温存して連続回数をセーブしてしまうと、後半の焦りが緊張に繋がりブレーキがかかるケースもあります。


このモンスターマシンを制する為には精神力のコントロールが非常に重要で、精神的限界の遥か先の肉体的限界まで誘導し精神的優位の状態を常にキープする必要性があります。


❷筋疲労し限界が近づいた時のカウントミスに注意すべし

肩センサーの判定を行う肘の伸びは圧倒的な繰り返しの練習と徹底した意識付けを行う事で、筋疲労した時でも肘の伸び最優先で腕立てを行う「無意識化」の境地まで到達することが出来ますが、胸スイッチの判定を行うフルレンジプッシュアップは、肘の重力に逆らい上げる行為に対して、重力に従う下げる行為なので筋出力のコントロールが難しく意識付けが肘程容易ではありません。


また先ほど述べましたが、後半バテた時は、人間の本能で楽をしようと腕立ての沈む可動域も浅くなっていきます。

練習法はとにかくスイッチを貫き床に直接胸をぶつけるイメージで深く沈む練習を繰り返します。


少しでも身体負荷を軽くする為にスイッチに触れる程度の可動域を狙っていく戦略もありますが、カウントミスのリスクが高く賞金チャレンジ向けではありません。


❸100秒間の時間に慣れるべし

スタートダッシュのレベル調整、ラストスパートのタイミングなどペース配分を巧みに行う戦略の為にも100秒の時間感覚を体に覚えさせると有利です。


腕立て伏せ以外の他の運動をする時でも、100秒ダッシュ、腹筋100秒、背筋100秒、スクワット100秒、懸垂100秒、踏み台昇降100秒、縄跳び100秒、ベンチプレス100秒など100秒間でタイムマネジメントし筋トレする事で効果が更に上がります。


怪物腕立て機械を攻略するフィジカルモンスターからの挑戦状をお待ちしています。


~関連記事~

🔗THE神業チャレンジ"腕立て伏せ編"完璧な腕立て伏せを完全再現できたら100万円

🔗腕立て伏せ100秒間最強を決める💪100回の記録を超える男女は現れるのか⁉

🔗腕立て伏せ100秒連続100回挑戦・Most Push Ups In 100 Seconds筋トレ三日坊主

世界最高難度の腕立て伏せマシンで100秒100回パーフェクトを達成するヒント

テキストでは語りつくせない専門的な腕立て伏せのテクニックやコツのレクチャーを受けたい方、腕立て伏せ世界ランカーを目指す方、賞金チャレンジを達成したい方は、是非Personal push-up trainingを受講して下さい。

腕立て伏せ専門パーソナルトレーニング


世界限定1台【腕立て伏せマシンのレンタル×パフォーマー】はこちら

https://www.pushup-thehero.com/training-machine-rental

bottom of page