

日本腕立て伏せ白書
平均回数・実力階級・正しいフォーム基準で読み解くPUSH-UP THE HERO公式データレポート
日本腕立て伏せ白書は、日本人の腕立て伏せ平均回数、年代別傾向、男女差、職業ベンチマーク、実力階級、正しいフォーム基準を横断的に整理した、PUSH-UP THE HERO公式データレポートです。
腕立て伏せは、誰もが知っている最も身近な自重トレーニングでありながら、「日本人は平均何回できるのか」「何回できればすごいのか」「正しいフォームで数えると実力はどう変わるのか」という問いに対して、分かりやすく答えられる資料はまだ多くありません。
本白書では、国内公開データとPUSH-UP THE HEROの競技基準をもとに、日本人の腕立て伏せ力をデータと実践の両面から読み解きます。テレビ番組、Webメディア、企業イベント、学校イベント、スポーツ企画における参考資料としても活用できる内容を目指しています。
■ エグゼクティブサマリ
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日本国内で「腕立て伏せそのもの」を継続的に公開している公的統計は多くありません。そのため本白書は、JSPOの最新全国統計、18歳基準値を引用した大学研究、成人500人調査、警察・消防の公開ベンチマーク、そしてPUSH-UP THE HEROの公式ルールと競技基準を重ね合わせて、日本における“押す力”の全体像を再構成しています。公開データが薄い部分は、推定であることを明示したうえで補っています。
最新のJSPO全国統計では、標準腕立て伏せの平均は小学生から中学初期で男子17.3〜21.5回、女子15.3〜19.4回のレンジにあります。18歳の全国基準値としては男性33.8回、女性21.0回が引用されており、成人一般500人調査では男性23.7回、女性6.6回、20〜50代に絞ると男性17.6〜26.9回、女性3.7〜8.9回です。
年齢よりも運動習慣の差が大きく、同調査では「週3回以上本格的に運動している」群の平均が男性33.8回、女性13.7回で、非運動群より大きく上回りました。
一方で、回数はルール次第で別競技になります。PUSH-UP THE HEROの公式認定ラインは、ノーカウント0回、肘の100%伸展、体幹一直線維持を求め、別種目では胸を床上1cmまで下ろす、手幅60cm以内、足を閉じる、3秒以内に有効カウントを得られなければ失格、といった極めて厳格な条件が設けられています。
PUSH-UP THE HERO自身も、ルーズなフォームでは100回を超えても、ストリクトにすると半分以下になる場合があると繰り返し述べており、この“フォーム係数”こそがメディア引用価値とスポンサー価値を生む核心です。
トレンド面では、東京大学の長期データが重要です。公開グラフからは、男女とも腕立て伏せ能力が1980年代後半を一つのピークとして、その後は長期的に下向きに推移していることが読み取れます。さらに2026年のUTokyo関連説明でも、約60年で基礎的な「支える力」が低下し、女子は2025年に大きな落ち込みが見られたとされています。
加えて厚労省整理資料では、国内の筋トレ実施者割合は18〜19歳で29%が最も高く、60代で9%、70歳以上で11%まで下がります。つまり、日本の腕立て伏せ市場は「誰もが知る種目」なのに「きちんと測られていない」。そこにPUSH-UP THE HEROが入る余地があります。
■ 白書の読み方と調査方法
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このページは、腕立て伏せ 平均回数、日本人 体力、正しい腕立て伏せ、フルレンジ プッシュアップ、腕立て伏せ 世界記録、腕立て伏せ 大会といった検索意図を持つ記者、番組制作、イベント会社、スポンサー担当者に向けて設計しています。
日本では成人の全国一律・同一プロトコルの腕立て伏せ統計が薄いため、ここでは次の五層を束ねています。第一にJSPOの発育発達期データ、第二に18歳の標準値、第三に成人一般の全国調査、第四に警察・消防などの職業ベンチマーク、第五にPUSH-UP THE HEROの公式ルールと競技基準です。
重要なのは、数字をそのまま横並びにしないことです。JSPOの運動適性テストⅡは標準腕立て伏せと膝付き代替法を分けて集計しており、1回もできない場合の代替プロトコルも明示しています。成人500人調査は「正しいフォームで今すぐ何回できるか」という実生活に近い自己実施型です。
PUSH-UP THE HEROはこれよりさらに厳格で、胸タッチ、ロックアウト、体幹ライン、手幅、足幅、テンポまで管理します。したがって本白書の表は、同一ルール下の絶対比較ではなく、日本における腕立て伏せ能力のレイヤー構造として読むのが正解です。
なお、分布図とパーセンタイルの一部は、公開論文に掲載された平均値・標準偏差・標本数から本白書が試算した推定値です。推定と実測を混同しないため、本文内で明確に区別しています。媒体を引用する際は、修正や再編集を行ったことを明記するよう、スポーツ庁自身も呼びかけています。
■ 日本の腕立て伏せ平均像
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まず確実に言えるのは、子ども期の全国平均と成人平均の間に大きな“谷”があることです。小学生〜中学初期では男女とも15〜20回台後半が見えているのに、成人一般になると女性は一桁台、男性も20回前後まで落ちます。これは「成長で弱くなる」というより、継続的な筋力トレーニング習慣と測定機会が切れていることの表れと読むほうが自然です。
日本の腕立て伏せ平均回数 男女×年代
標準腕立て伏せ平均回数
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1
男子|17.27|18.14|17.96|18.40|18.40|19.79|21.52
女子|15.94|15.50|17.80|18.00|18.08|19.37|15.32
出典:JSPO「運動適性テストⅡ全国統計量(2025年4月集計)」。本表は標準腕立て伏せ欄のみを整理。1回もできない場合には膝付き代替法も用意されています。
国内ベンチマーク| 男性 |女性 |注記
18歳全国基準値 |33.8|21.0|「新・日本人の体力標準値」を引用した大学研究の値
20代成人平均 |19.3 |8.9 |成人500人調査
30代成人平均 |26.9 |6.1 |成人500人調査
40代成人平均 |24.6 |6.3 |成人500人調査
50代成人平均 |17.6 |3.7 |成人500人調査
60代成人平均 |23.7 |3.5 |参考値。サンプル少
成人全体平均 |23.7 |6.6 |18〜75歳
出典:18歳全国基準は東京工芸大学研究が引用する全国標準値、20〜60代と全体平均は成人500人調査。成人調査は男性209名、女性291名、20〜40代が全体の88%です。60代は参考レンジとして扱うのが妥当です。
成人では「年齢が若いほど多い」とは限りません。公開調査では男性30代が26.9回で最も高く、40代24.6回が続き、20代19.3回を上回りました。女性も20代8.9回の後は一桁中心で推移しますが、30代より40代がわずかに高い構図です。
年齢そのものより、もともとの運動歴、現在の筋トレ習慣、体重管理、測定への慣れが強く効いていると見るべきです。実際、同調査では「全く運動していない」群の平均が男性13.0回、女性4.0回に対し、「週3回以上本格的に運動している」群は男性33.8回、女性13.7回まで伸びています。
職業ベンチマーク|男性|女性|意味
北海道警察採用試験 合格者平均|33.4回|10.2回|一般成人より高い“選抜通過層”の水準
東京消防庁 体力調査 男性全体|29.3回|―|消防職員男性の平均値
東京消防庁 体力調査 女性全体|―|10.3回|女性職員8名の平均値。標本数が少ないため参考値
東京消防庁 筋トレなし群|28.4回|女性別不明|男女別ではなく、調査対象全体の筋トレなし群
東京消防庁 週2日以上筋トレ群|32.3回|女性別不明|男女別ではなく、調査対象全体の週2日以上筋トレ群
東京消防庁の体力調査では、腕立伏臥腕屈伸の平均は男性全体29.3回、女性全体10.3回でした。ただし女性は8名と標本数が少ないため、女性値は参考値として扱う必要があります。また、筋力トレーニング実施状況別では、週2日以上実施群が32.3回、筋トレなし群が28.4回でしたが、これは男女別ではなく調査対象全体の平均値です。
■ 18歳前後の腕立て伏せ実力分布
対象 真ん中の水準 できる側 かなり優秀
18歳前後 男子約29回 約35回以上 約42回以上
18歳前後 女子約18回 約24回以上 約29回以上
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対象 最も多い回数帯 上位層の目安
18歳前後 男子20〜39回 40回以上
18歳前後 女子10〜29回 30回以上
18歳前後のデータをもとに見ると、男子では29回前後、女子では18回前後が、ひとつの「真ん中の水準」と考えられます。
男子の場合、35回できれば上位25%程度、42回できれば上位10%程度に入る可能性があります。つまり、40回を超えると、同年代の中でもかなりできる側に入ると見てよいでしょう。
女子の場合、24回できれば上位25%程度、29回できれば上位10%程度に入る可能性があります。30回前後まで到達すると、同年代の中ではかなり優秀な水準と考えられます。
さらに分かりやすく言えば、18歳前後の男子100人を想定した場合、20〜29回の層が約35人、30〜39回の層が約33人、40回以上の層が約14人というイメージです。男子では20〜39回に多くの人が集中し、40回以上になると上位層に入ってきます。
一方、18歳前後の女子100人を想定した場合、10〜19回の層が約42人、20〜29回の層が約35人、30〜39回の層が約8人、40回以上はほとんどいないというイメージです。女子では10〜29回に多くの人が集中し、30回以上できればかなり高い水準と考えられます。
ただし、ここで重要なのは、これらの数字が「正しいフォームでの有効回数」と完全に一致するわけではないという点です。腕立て伏せは、胸の深さ、肘の伸び切り、体幹の一直線、テンポ、手幅、足幅によって回数が大きく変わります。
そのため、PUSH-UP THE HEROでは単純な回数だけではなく、「何回できたか」と同時に「どの基準で数えた回数なのか」を重視します。
浅い腕立て伏せで40回できる人と、胸をしっかり下ろし、肘を伸ばし切り、体幹を崩さずに40回できる人では、同じ40回でも価値がまったく違います。
この違いを可視化することこそ、PUSH-UP THE HEROが腕立て伏せを単なる筋トレではなく、測定可能な競技・イベント・メディア企画へ進化させる理由です。


■ 日本腕立て伏せ力階級表|あなたは日本でどのレベルか」
【入門レベル】
0〜9回
腕立て伏せにまだ慣れていない層です。女性や運動習慣の少ない成人では、この回数帯に入る人も珍しくありません。体力測定やイベントでは、ここから10回を超えるだけでも大きな達成感があります。
この層に必要なのは、根性ではなく、まず正しいフォームと安全な難度設定です。膝付き腕立て伏せ、インクライン・プッシュアップ、浅い可動域からの段階的な改善によって、最も伸びしろが大きい層でもあります。
イベント向けに言えば、「初めて10回を超える感動」が生まれやすいゾーンです。
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【一般レベル】
10〜19回
一般成人の中では、腕立て伏せがある程度できる層です。特に女性の場合、この回数帯に入れば十分に運動能力を感じさせる水準です。
一方で、男性の場合は「まったくできないわけではないが、まだ強いとは言い切れない」位置づけになります。フォームが浅い場合は回数が出やすいため、この段階では胸の深さ、肘の伸び切り、体幹の一直線を整えるだけで、有効回数が大きく変わります。
企業イベントや学校イベントでは、10回台は参加者が最も挑戦しやすく、盛り上がりやすい回数帯です。
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【標準〜中上級レベル】
20〜29回
日本人の腕立て伏せ力を考えるうえで、20回台はひとつの重要なラインです。
男性では、20回台に入ると一般成人の中心的な水準に近づきます。女性では、20回台に到達すればかなり高い水準と見てよいでしょう。
この回数帯の特徴は、「できる人」と「強い人」の境目にあることです。
腕立て伏せに慣れていない人から見ると20回以上は十分すごい。しかし、競技的に見ると、ここから先は単純な筋力だけでなく、ペース配分、フォーム維持、呼吸、ロックアウト精度、可動域の安定が問われます。
テレビやWeb記事では、「一般の人がまず目指したい現実的な目標」として使いやすいラインです。
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【上級レベル】
30〜39回
30回を超えると、日本国内では明確に「できる側」に入ってきます。
特に正しいフォームで30回以上できる場合、単なる筋トレ経験者ではなく、一定の筋持久力と身体操作能力を持っていると考えられます。男性では上位層への入口、女性ではかなり優秀な水準です。
ただし、30回台はフォームの差が最も出やすいゾーンでもあります。
前半は綺麗にできていても、後半になると胸が下がらない、肘が伸び切らない、腰が落ちる、首だけが動く、手幅が崩れる。こうした“回数稼ぎ”が起きやすくなります。
PUSH-UP THE HEROが重視するのは、30回できることそのものではありません。
30回目まで、どれだけ同じ深さ、同じ姿勢、同じ基準で押し切れるかです。
このゾーンは、イベントでは優勝候補が見え始めるラインであり、メディア企画では「一般参加者の中の強者」として扱いやすい水準です。
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【ハイレベル・メディア映えゾーン】
40回以上
40回以上は、一般的な腕立て伏せでは明確に上位層です。
18歳前後の男性でも40回以上は多数派ではなく、女性ではかなり稀な水準になります。成人一般で考えれば、40回を超える人は「かなりできる人」と見てよいでしょう。
テレビ・Webメディア・イベント会社にとっても、40回以上は分かりやすい数字です。
「40回できるのはすごいのか?」
「一般人で40回超えはどのレベルか?」
「正しいフォームで40回できる人はどれくらいいるのか?」
こうした企画タイトルにしやすく、視聴者や読者にも伝わりやすいラインです。
ただし、ここで最も重要なのは、40回という数字の“中身”です。
浅い腕立て伏せで40回なのか。
胸をしっかり下ろして40回なのか。
肘を伸ばし切って40回なのか。
体幹を崩さずに40回なのか。
一定のテンポで40回なのか。
この条件によって、同じ40回でも価値はまったく変わります。
PUSH-UP THE HEROでは、単に回数を競うのではなく、「有効回数」として成立しているかを重視します。だからこそ、腕立て伏せは単なる筋トレではなく、測定・競技・イベント・番組企画として成立します。
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■ PUSH-UP THE HEROが考える本当の実力
腕立て伏せの実力は、回数だけでは決まりません。
本当の実力は、次の5つで決まります。
・何回できたか
・どの深さまで下ろしたか
・肘を最後まで伸ばし切ったか
・体幹を一直線に保てたか
・最後の1回まで同じ基準で動けたか
たとえば、浅い腕立て伏せで50回できる人と、胸を深く下ろし、肘を伸ばし切り、体幹を崩さずに30回できる人では、単純な回数だけでは比較できません。
PUSH-UP THE HEROが目指しているのは、腕立て伏せを「なんとなく何回できたか」で終わらせないことです。
誰もが知っている腕立て伏せを、誰もが納得できる基準で測る。
回数だけでなく、フォームの質まで含めて評価する。
一般参加者、アスリート、企業、学校、テレビ番組、Webメディアが同じ基準で語れる競技にする。
それが、日本腕立て伏せ白書の本質です。
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■ メディア・イベント向けの使い方
この階級表は、テレビ番組、Webメディア、企業イベント、商業施設イベント、学校イベントでも活用できます。
たとえば、テレビ企画では「芸能人は腕立て伏せ何級なのか」「一般男性の壁は30回か40回か」「正しいフォームで何回できるのか」といった企画に展開できます。
Webメディアでは、「腕立て伏せ40回はすごいのか」「日本人男性の平均回数は何回か」「女性で20回できたらどのレベルか」といった検索記事に展開できます。
イベント会社にとっては、参加者のレベル分け、表彰基準、ランキング表示、実況コメント、SNS投稿用の称号づけに活用できます。
PUSH-UP THE HEROは、腕立て伏せをただの筋トレとして扱うのではなく、測定できる競技、盛り上がるイベント、語れるデータ、引用できる白書として設計していきます。

ここまで紹介した平均回数と実力階級をもとに、あなた自身の現在地を判定してみましょう。 回数、年代、性別、測定時間、フォーム品質、記録信頼度を入力すると、押す力偏差値、PUSH RANK、モデル推定順位帯、次の目標回数を即表示します。
算出された偏差値は、回数だけを評価したものではありません。次に重要なのは、その回数が深さ、ロックアウト、体幹ラインを満たした「有効回数」なのかを確認することです。


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