

腕立て伏せ公式競技ルール
本物の1回を決めるPUSH-UP THE HERO競技ガイド
EVERY REP MUST BE EARNED.
腕立て伏せの記録は、数字だけでは決まりません。
どこまで胸を下ろしたのか。
肘をどこまで伸ばしたのか。
身体を一直線に保てていたのか。
手幅と足幅は、定められた範囲内だったのか。
そして、その1回を誰が、どのように判定したのか。
浅い可動域で行った100回と、胸を規定位置まで下ろし、肘を完全に伸ばし、最後まで身体を一直線に保った100回は、同じ記録ではありません。
PUSH-UP THE HEROは、腕立て伏せという誰もが知る動作に、統一された判定基準、デジタル計測、審判、映像確認、競技時間、採点方式を与えます。
曖昧だった回数を、第三者が認められる記録へ。
ただ速いだけでは勝てない。
ただ多いだけでも勝てない。
深さ、伸展、姿勢、スピード、筋持久力、精神力。
すべてを成立させた1回だけが、公式記録として積み上がります。
監修:賀出泰崇|PUSH-UP THE HERO代表・腕立て伏せ専門トレーナー・競技設計者
RULEBOOK HUB VERSION 1.0
最終更新:2026年7月31日
腕立て伏せが「競技」になる条件
腕立て伏せは、世界で最も知られている自重トレーニングの一つです。
しかし、記録を比較しようとすると、すぐに大きな問題が生まれます。
胸を床すれすれまで下ろす人。
途中までしか下ろさない人。
肘を完全に伸ばす人。
肘が曲がったまま高速で反復する人。
身体を一直線に保つ人。
腰を反らせたり、尻を大きく上げたりする人。
顎で目印へ触れる人。
胸でセンサーを押す人。
これらをすべて同じ「腕立て伏せ1回」として数えれば、回数は比較できません。
腕立て伏せが競技として成立するためには、最低でも次の条件が必要です。
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スタート姿勢が定められている
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下降位置が定められている
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上昇終了位置が定められている
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手幅と足幅が定められている
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有効回数と無効回数が区別されている
-
競技時間と終了条件が定められている
-
機械判定と人間の審判の役割が分けられている
-
記録を後から確認できる映像が残されている
PUSH-UP THE HEROの公式競技ルールは、この条件を土台として設計されています。
PUSH-UP THE HERO公式競技の基本思想
PUSH-UP THE HEROが評価するのは、単純な回数ではありません。
評価するのは、規定された条件の中で成立した有効回数です。
公式競技は、次の式で考えます。
公式記録=有効な1回 × 競技固有の制限時間 × 再現性
有効な1回とは、規定された可動域、肘の伸展、体幹ライン、手幅、足幅を満たした反復です。
競技固有の制限時間とは、30秒、45秒、2分、3分、999秒、100回到達タイムなど、それぞれの競技が持つ条件です。
再現性とは、開始直後だけでなく、疲労した終盤でも同じフォームを繰り返せる能力です。
この三つがそろって初めて、記録に比較可能な価値が生まれます。


公式記録を成立させる6つの共通ルール
01|規定されたスタートポジションから始める
競技は、ハイプランクの姿勢を基本として開始します。
両手を規定位置へ置き、肘を伸ばし、肩、背中、腰、膝、足先までを一つのラインとして保ちます。
足は原則として閉じた状態からスタートします。
スタート音より前に下降動作を開始した場合はフライングとなり、最初の反復は有効回数として認められません。
競技によって膝つき、四つん這い、ハーフレンジなどの専用スタート姿勢が指定される場合は、各競技ページの個別ルールを優先します。
02|手は60cmの競技エリア内に置く
PUSH-UP THE HEROの基本競技では、両手を幅60cmの競技エリア内へ置きます。
極端なワイドスタンスで可動域を短くしたり、極端なナロースタンスで別種目化したりすることを防ぎ、挑戦者同士の条件をそろえるためです。
手のひらだけでなく、指を含めた接地位置が判定対象になります。
競技中に手がライン外へ大きく出た場合、その反復は無効、または競技継続不能と判定されることがあります。
03|顎ではなく胸で下降位置を判定する
PUSH-UP THE HEROの競技では、原則として胸部で下降位置を判定します。
顎や首だけを伸ばしてセンサーへ触れる動作は、身体全体が十分に下降していないため有効な反復とは認めません。
胸が競技ごとに指定されたセンサー、ボタン、胸付台へ到達した時点で下降判定が成立します。
ただし、胸付台の高さはすべての競技で同一ではありません。
フルレンジ競技では床上1cmレベル。
ハーフレンジ競技では床上8cmまたは10cmなど、競技の目的に応じた高さが設定されます。
重要なのは、競技開始前に定められた高さを全挑戦者へ同じ条件で適用することです。
04|肘を完全に伸ばして1回を完了する
胸を下ろしただけでは、1回は成立しません。
下降後に身体を押し上げ、肘を完全に伸ばしたロックアウト状態へ戻ることで、初めて1回が完了します。
肘が曲がったまま次の下降動作へ入った場合、その反復は無効です。
公式記録では、原則として肘の100%伸展を求めます。
肩センサーを使用する競技では、挑戦者の体格と腕の長さに合わせて事前調整を行い、規定の上昇位置へ到達したことを確認します。
初心者体験用モードと公式記録用モードは同じランキングへ混在させません。
05|頭から足先までの体幹ラインを保つ
腕立て伏せは、胸と腕だけの運動ではありません。
頭、肩、背中、腰、膝、足先までを一つのユニットとして保ち、身体全体を上下させる競技です。
次の動作は、無効判定の対象になります。
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腹部だけが床へ落ちる
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腰が大きく反る
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尻を大きく突き上げる
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膝が先に落ちる
-
首だけを伸ばして胸の下降を偽装する
-
上半身と下半身が別々のタイミングで動く
疲労によって一時的にフォームが崩れた場合は、その反復を無効とし、姿勢を立て直してから競技を再開できる場合があります。
ただし、床へ完全に倒れ込む、危険な姿勢が続く、競技エリアから離れるなど、継続が困難と判断された場合は競技終了となります。
06|足を閉じ、規定された支持条件を守る
通常の公式競技では、両足を閉じた状態を基本とします。
足幅を広げるほど支持面が大きくなり、身体を安定させやすくなるためです。
公式記録を争う最上位カテゴリーでは、つま先同士を閉じ、競技中の離れをおおむね5cm以内に保つことを基本とします。
イベント体験部門や旧ルールを使用する競技では別の許容幅を設定する場合がありますが、競技開始前に必ず明示します。
女性100回部門など、膝と足を床へ置く専用フォームでは、その競技固有の支持条件を適用します。
可動域は競技ごとに異なる
PUSH-UP THE HEROの公式競技は、すべてを同じ胸付台高で実施するわけではありません。
競技の目的に応じて、可動域を明確に分けます。
FULL RANGE
胸を床上1cmレベルまで下ろし、肘を完全に伸ばす最上位可動域です。
深さ、押し返す力、体幹剛性、フォーム精度を最も厳しく評価します。
30秒フルレンジ、QUICK MUSCLE 2.0、PUSH-UP100などで使用します。
HALF RANGE
胸付台高8cmまたは10cmを基準とし、肘をおおむね90度以上曲げてから完全伸展へ戻る競技形式です。
スピード、リズム、反復能力、筋持久力を評価しやすく、イベントや3分間競技との相性に優れます。
CATEGORY-SPECIFIC RANGE
女性部門、初心者部門、子ども部門、シニア部門では、膝つき、四つん這い、インクラインなど、対象者に合わせた競技形式を設定できます。
負荷を下げても、可動域、終了位置、手幅、判定方法を統一すれば、独立した競技として成立します。
負荷が違うカテゴリーの記録は、同じランキングへ混在させません。


採点方式
競技終了直後に腕立て伏せマシンへ表示された数字は、原則として暫定記録です。
公式記録は、機械計測、審判、映像確認を組み合わせて決定します。
暫定カウント
胸センサーと肩センサーの条件を満たした反復を、マシンが自動的にカウントします。
NO REP
次のような反復は無効回数として暫定カウントから差し引きます。
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胸が規定位置へ到達していない
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肘が完全に伸びていない
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顎でセンサーを押している
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腹部や膝だけが落ちている
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尻が大きく上がっている
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手や足が規定範囲から外れている
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スタート音より前に開始している
競技失格
次のような場合は、反復単位の無効ではなく、競技全体を終了または失格とすることがあります。
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故意にセンサーを誤作動させる
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規定された競技エリアから離れる
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床へ倒れ込み、3秒以上競技を再開できない
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審判の安全指示に従わない
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危険なフォームを繰り返す
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映像や計測データの改変が確認される
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他者の補助を受ける
-
本人以外が記録を申請する
最終スコア
最終有効回数=マシン暫定カウント-無効回数
同回数の場合は、次の順で順位を決めます。
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無効回数が少ない挑戦者
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最後の有効反復を早く完了した挑戦者
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フォームの安定性が高い挑戦者
-
すべて同一の場合は同順位
主観だけで順位を決めず、可能な限り機械データと映像上の事実を優先します。
機械が数え、人間が競技を守る
デジタル腕立て伏せマシンは、胸の下降と上昇位置を高速で計測できます。
しかし、機械だけではすべてを判定できません。
腰が反っていないか。
尻が上がっていないか。
足が離れていないか。
手がラインから出ていないか。
顎でセンサーを押していないか。
これらは、審判と映像による確認が必要です。
一方、人間の目視だけでは、高速反復中のすべての回数を完全に数え、同時に深さと肘伸展を確認することは困難です。
だからこそ、PUSH-UP THE HEROは、機械か人間のどちらか一方へ判定を任せません。
センサーによる客観計測と、審判によるフォーム確認を組み合わせる。
これが、競技の公平性を守る基本設計です。
文章だけでは分かりにくいVALIDとNO REPの違いを、4つの判定ポイントで比較します。胸の深さ、肘の伸展、体幹ライン、判定方法のすべてを満たした1回だけが、公式記録として認められます。
公式記録認定の条件
PUSH-UP THE HEROの公式記録として認定するには、原則として次の条件が必要です。
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指定された競技ルールで実施している
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腕立て伏せマシンまたは指定計測環境を使用している
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挑戦前に胸センサーと肩センサーを調整している
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審判または認定担当者が立ち会っている
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身体全体とマシン表示が確認できる映像を撮影している
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映像に編集や途中のカットがない
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挑戦者本人の氏名または登録名を確認できる
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無効回数を映像で再確認している
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競技時間と最終有効回数を記録している
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公式サイト掲載に必要な同意を得ている
条件を満たさない自己申告記録は、参考記録として紹介できる場合がありますが、公式ランキングとは区別します。フォームを事前に確認したい場合は、腕立て伏せフォーム診断・能力測定TESTING LABをご確認ください。
公式記録と参考記録の考え方については、PUSH-UP THE REAL公式記録認定構想で詳しく紹介しています。
挑戦前チェックリスト
競技開始前に、次の項目を確認してください。
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競技名と制限時間を確認した
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フルレンジかハーフレンジかを確認した
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胸付台または胸センサーの高さを確認した
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肩センサーを体格に合わせて調整した
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手幅60cmの位置を確認した
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足幅の許容範囲を確認した
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無効回数の条件を確認した
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失格条件を確認した
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運動に適した服装とシューズを用意した
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全身が映る撮影位置を確認した
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ウォームアップを完了した
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痛みや体調不良がないことを確認した
痛み、強い疲労、めまい、呼吸困難などがある場合は、記録挑戦を中止してください。



PUSH-UP RULE ENGINE
あなたの1回は、公式ルールで有効になるのか。
PUSH-UP RULE ENGINEは、PUSH-UP THE HERO公式競技の判定基準に沿って、あなたの腕立て伏せを確認するルール診断システムです。
挑戦したい競技を選び、フォーム、可動域、姿勢、肘の伸展、胸の到達位置などの質問に回答すると、現在の動作が公式ルールを満たしているかを判定します。
このエンジンで確認できること
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現在の腕立て伏せが有効判定になる可能性
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NO REPになりやすいフォーム上の問題
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挑戦目的に適した競技カテゴリー
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記録挑戦前に修正すべきポイント
診断方法
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挑戦したい競技を選択
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各判定項目に回答
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判定結果と改善ポイントを確認
判定結果について
この診断は、公式ルールを理解し、挑戦前のフォームを自己確認するための参考判定です。
正式な公式記録は、指定された競技環境において、計測機器によるカウント、審判による判定、必要に応じた映像確認を経て確定します。
機械が回数を数え、人間が競技の公平性を守る。
その両方がそろって初めて、記録に信頼できる価値が生まれます。


競技パラメータで、自分に合う舞台を見極める
PUSH-UP THE HEROの競技は、制限時間が違うだけではありません。
可動域、胸台高、フォーム、判定方式によって、求められる能力と記録の意味が変わります。短時間の爆発的な反復速度を競う種目もあれば、厳格なフルレンジ、長時間耐久、100回到達タイムを競う種目もあります。
以下の競技パラメータ一覧では、各競技・挑戦企画の違いを共通項目で比較できます。自分の強み、目的、現在の能力に合う舞台を確認してください。
同じ腕立て伏せでも、競技が変われば勝ち方も変わる
30秒競技では、スタート直後から最大出力を発揮する爆発力が求められます。
45秒・1分競技では、高速反復を維持する無酸素性耐久力が重要です。2分・3分競技になると、筋持久力だけでなく、呼吸、テンポ、ペース配分、休止技術まで記録を左右します。
QUICK MUSCLE 2.0は、胸の深さ、肘の完全伸展、体幹ラインを厳格に守りながら3分間を戦う最上位競技です。THE SURVIVAL PUSH UPは長時間耐久、PUSH-UP100 ULTIMATEは正確な100回を完遂する速度と効率を競います。
記録会、HIDDEN HERO WANTED、全国腕立て伏せ測定キャラバンは、公式環境で実力を測り、次の挑戦へ進むための入口です。
各競技は、制限時間だけでなく、フルレンジ・ハーフレンジなどの可動域、胸台高、フォーム、主能力、判定方式も異なります。競技パラメータ一覧で違いを比較し、自分の能力と目的に合う腕立て伏せ競技を選んでください。
競技の優劣ではなく、どの条件で自分の能力を証明するか。ここからは、各競技のルール、特徴、攻略に必要な能力を詳しく紹介します。
PUSH-UP THE HERO公式競技・挑戦企画総合ガイド
腕立て伏せは、競技時間が変われば求められる能力も変わります。
陸上競技に短距離、中距離、長距離があるように、PUSH-UP THE HEROではスピード、無酸素性耐久力、筋持久力、フォーム精度、連続耐久力を異なる競技で評価します。
30 SECONDS PUSH UP
腕立て伏せのスプリント競技。
30秒間という短時間で、爆発的な反復速度とフォーム精度を競います。
スタート直後から高出力が必要ですが、速さだけを優先して深さや肘伸展を失えば記録になりません。
短時間で分かりやすく、イベント、動画、対戦企画にも適しています。
45.0 PUSH-UP
無酸素運動の限界領域をテーマにした、PUSH-UP THE HERO独自色の強いスピード持久競技です。
30秒の勢いだけでは逃げ切れず、1分間競技ほどペースを落とす余裕もありません。
高速反復、乳酸耐性、フォーム維持を同時に問います。
2 MINUTES PUSH UP
2分間で有効回数を競う中距離型の腕立て伏せ競技です。
序盤のスピードだけでなく、呼吸、リズム、筋持久力、終盤のフォーム維持が勝敗を分けます。
速筋系の出力と持久的な反復能力の両方が必要です。
3 MINUTES PUSH UP ULTIMATE
胸付台を使用したハーフレンジ形式で、3分間の最多有効回数を競います。
スピード、筋持久力、呼吸、ペース配分、休止技術、終盤の精神力まで問われる総合競技です。
短距離型の勢いだけでも、耐久型の省エネルギー動作だけでも勝ち切れません。


QUICK MUSCLE 2.0
3分間腕立て伏せを、フルレンジモーションとストリクトフォームへ進化させた最上位競技です。
胸を床上1cmレベルまで下ろし、肘を完全に伸ばす動作を3分間繰り返します。
回数を稼ぐための可動域短縮を認めず、深さ、ロックアウト、体幹、筋持久力を総合的に評価します。
THE SURVIVAL PUSH UP
最大999秒間の耐久ログへ挑む、PUSH-UP THE HEROの長距離競技です。
瞬間的な速さよりも、呼吸、回復、フォーム効率、筋持久力、精神的耐久力が重要になります。
時間が長くなるほど、1回の小さなフォームロスとペース判断の差が大きな結果差へ変わります。
女性版PUSH-UP100
女性カテゴリー専用の100回タイムトライアルです。
膝と足を床へ置く四つん這い型のフルレンジフォームを使用し、100回をどれだけ正確に、どれだけ速く完了できるかを競います。
負荷を調整しながらも、胸の深さ、肘伸展、身体ライン、手幅を統一することで、独立した本格競技として成立させます。
3 MINUTES PUSH UP記録会
3分間腕立て伏せを、実際のマシン、審判、映像撮影のある環境で測定する競技会です。
自己計測では分からない無効回数、フォームの崩れ、ペース配分を確認し、公式基準の中で現在の実力を証明できます。
HIDDEN HERO WANTED
全国に眠る、まだ知られていない腕立て伏せの猛者を発掘する挑戦者募集プロジェクトです。
ジムや自宅では圧倒的な回数をこなしていても、統一ルール、センサー、審判の前で実力を証明する機会はほとんどありません。
HIDDEN HERO WANTEDは、その力を正式な舞台へつなげます。
腕立て伏せ挑戦者募集HIDDEN HERO WANTEDを見る
全国腕立て伏せ測定キャラバン
商業施設、地域イベント、スポーツイベントなどを巡回し、その街の腕立て伏せ最強候補を測定する参加型プロジェクトです。
短時間の測定、会場ランキング、地域代表選出、全国大会構想、PUSH-UP THE HEROとの直接対決まで発展できます。
競技体系を補完する関連種目
60秒間のスピードと無酸素性耐久力を競う種目は、30秒と2分の間をつなぐ重要な競技です。
1 MINUTES PUSH UP GRAND PRIXを見る
決められた回数をどれだけ速く完了できるかを競うPUSH-UP100は、時間制限型とは異なるタイムトライアル競技です。
自分に合う競技の選び方
爆発的なスピードを証明したい
30 SECONDS PUSH UPが適しています。
短時間で最大出力を発揮し、高速反復の中でも正確な下降とロックアウトを維持できるかが問われます。
無酸素性耐久力を試したい
45.0 PUSH-UPまたは1 MINUTES PUSH UPが適しています。
高速反復を維持できる時間と、疲労が始まってからのフォーム耐性を評価できます。
筋持久力とペース配分を競いたい
2 MINUTES PUSH UPまたは3 MINUTES PUSH UPが適しています。
呼吸、リズム、休止判断、終盤の粘りが大きく影響します。
最も厳格な3分間競技へ挑みたい
QUICK MUSCLE 2.0が最上位候補です。
フルレンジとストリクトフォームを3分間維持する必要があります。
連続耐久力を極めたい
THE SURVIVAL PUSH UPが適しています。
回数だけでなく、長時間のフォーム効率と精神的耐久力が必要です。
100回を美しく速く達成したい
PUSH-UP100または女性版PUSH-UP100が適しています。
1回ごとの正確性を失わず、100回到達タイムを縮めます。
まず公式環境で実力を測りたい
3分間記録会、HIDDEN HERO WANTED、全国腕立て伏せ測定キャラバンから挑戦できます。


なぜ、ここまで厳しく判定するのか
厳格なルールは、挑戦者を落とすために存在するのではありません。
挑戦者の記録を守るために存在します。
基準が曖昧なままでは、深く正確に行った人ほど不利になり、浅く速く動いた人ほど高い回数を出せてしまいます。
それでは、本当に強い人の記録が正しく評価されません。
同じ可動域。
同じ手幅。
同じ終了位置。
同じ制限時間。
同じ判定方法。
すべての挑戦者へ同じ条件を適用することで、初めて記録は比較可能になります。
公式ルールは、回数を減らすための壁ではありません。
その数字へ、誰にも否定できない価値を与えるための土台です。
イベント主催者・企業・メディアの方へ
PUSH-UP THE HEROの公式競技ルールは、個人記録だけでなく、参加型イベント、TV番組、YouTube企画、企業対抗戦、商業施設イベント、地域大会にも導入できます。
腕立て伏せは、多くの人が動作を知っています。
その一方で、センサー、制限時間、大型カウンター、審判、ランキングが加わると、日常的な筋トレが一瞬で競技へ変わります。
観客はルールを理解しやすい。
挑戦者は参加しやすい。
カウントが増えるたびに会場が盛り上がる。
結果が数字で残る。
短尺動画にも収めやすい。
地域ランキングや企業ランキングへ発展できる。
競技時間、難易度、参加カテゴリー、賞金、演出は、会場規模と企画目的に合わせて設計できます。
競技設計、審判基準、会場進行、マシン運用、ランキング、デモンストレーションまで含む企画については、筋肉競技監修・ルール設計をご確認ください。
商業施設や企業イベントへの導入例は、参加型の筋肉イベント企画で紹介しています。
競技へ向けたトレーニング
競技ルールを理解することと、そのルールで高い記録を出すことは別です。
本番で有効回数を増やすためには、次の能力を競技別に鍛える必要があります。
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胸を規定位置まで下ろす可動域
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深い位置から押し返す筋力
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肘を素早く完全伸展させる能力
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体幹を一直線に保つ能力
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高速反復のリズム
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無酸素性耐久力
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筋持久力
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呼吸とペース配分
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疲労時のフォーム修正
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終盤の精神的耐久力
腕立て伏せの基礎から競技時間別の能力まで確認したい方は、腕立て伏せトレーニング総合ガイドをご覧ください。
競技ルールへ適応した個別指導については、腕立て伏せ専門パーソナルトレーニングで対応しています。
フォーム、可動域、判定基準の考え方は、腕立て伏せ世界基準センターで体系的に解説しています。


よくある質問
Q. 腕立て伏せ初心者でも競技に参加できますか?
参加できます。
すべての人が最初からフルレンジの最上位競技へ挑戦する必要はありません。
イベント体験部門、初心者部門、女性部門、子ども部門、シニア部門、インクライン形式など、現在の能力に合わせた競技カテゴリーを設計できます。
ただし、異なる負荷やフォームの記録は別カテゴリーとして管理します。
Q. 自宅で撮影した動画も公式記録になりますか?
原則として、自己撮影動画だけでは参考記録になります。
公式記録には、競技条件の確認、計測環境、審判、全身映像、ノーカット撮影などが必要です。
動画による事前審査や挑戦者候補の選考には利用できます。
Q. 顎がセンサーへ触れれば1回になりますか?
なりません。
PUSH-UP THE HEROでは、胸部の下降を基本判定とします。
顎や首だけを伸ばして触れた反復は無効です。
Q. すべての競技で胸を床上1cmまで下ろしますか?
いいえ。
床上1cmはフルレンジ競技の基本です。
3分間ハーフレンジ競技やイベント体験部門では、胸付台高8cmまたは10cmなど、別の可動域を使用する場合があります。
各競技ページに記載された個別ルールを優先します。
Q. 競技中に1回だけフォームが崩れたら失格ですか?
必ずしも失格ではありません。
一時的なフォーム不成立は、その反復を無効回数として差し引くのが基本です。
故意の不正、競技続行不能、危険行為、計測環境からの離脱などは競技終了または失格となります。
Q. 女性も通常フォームの競技へ参加できますか?
参加できます。
通常フォームのカテゴリーへ挑戦することも、女性版PUSH-UP100などの専用カテゴリーへ参加することもできます。
ランキングは競技形式ごとに分けて管理します。
Q. 企業や商業施設で腕立て伏せ大会を開催できますか?
開催できます。
30秒チャレンジ、会場ランキング、企業対抗戦、地域代表決定戦、親子部門、女性部門、ステージ対決など、目的に合わせて設計できます。
マシン運用、競技説明、審判、デモンストレーション、司会進行を組み合わせた開催も可能です。
本物の記録へ挑め
回数に自信がある。
正しいフォームを証明したい。
全国の猛者と競いたい。
世界記録級の数字へ挑みたい。
会社や地域で大会を開催したい。
TV、YouTube、商業施設で新しい筋肉競技を実現したい。
そのすべての入口が、PUSH-UP THE HEROの公式競技ルールです。
自分だけが知る記録から、誰もが認める記録へ。
筋トレから競技へ。
挑戦者からヒーローへ。
EVERY REP MUST BE EARNED.
ORIGIN ARCHIVE|初期公式ルールアーカイブ
このページは、PUSH-UP THE HERO創設初期に公開した公式競技ルールを原点として再構築しています。
初期ルールに掲載していた次の内容は、ブランドの競技設計史を示す資料として保存します。
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手幅60cm設定の考え方
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胸でボタンを押す判定方式
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肩センサーによる肘伸展判定
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足を閉じてスタートする理由
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女性カテゴリーの初期ルール
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フライングと服装規定
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初期の失格判定基準
初期ルールと現行ルールで数値または判定方法が異なる場合は、このページ上部に掲載した最新版の公式競技ルールを優先します。




手幅は日本人男性の肩幅の平 均45.6㎝のデータを元に肩幅×1.3倍の60㎝にマットの幅を設定しました。手幅は、“肩幅強”が最も効率よく負荷がかかり、自然と脇も閉じるので理想とされる脇の角度45度で行えます。腕を曲げた時に上から見ると↑(矢印)のような形がベストです。





世界の腕立てはアゴではなく胸でカウントを取ります。アゴでカウントするのが一般的になったのは筋肉番付の影響です。海兵隊など海外の体力試験では、胸を下げる高さは拳を縦にした高さを基準にし約8㎝、一方このマシンの胸スイッチの高さは僅か1㎝、世界基準の8分の1の高さのシビアな設定で、カウントされればフルレンジの可動域で腕立てが行われたことになります。




腕立て伏せはチートとの戦いの歴史でもありますが、世界共通で最も多いのが、肘が伸びていない腕立てです。そこで最新型のセンサーを使い肘が伸びているか厳格に判定を行います。センサーの難易度は、低難度、中難度、高難度の3つのモードがあり挑戦前に選択出来ます。センサーの設定方法は動画をご覧下さい。





腕立ては足を閉じると負荷が上がり、足を拡げると負荷が下がるので必ず足を閉じてからスタートします。競技中に拡げられる足幅は概ね30㎝以内とします。目安は両足の靴の間にもう一つ靴が挟まる程度の広さです。審判の目視と映像で判断し目に見えて30㎝以上広がっていた場合は【失格】になります。




女性は膝つき足つき腕立てのフォームで〇〇秒100 回達成すれば男性と同じ賞金を獲得出来ます。使い慣れた自前の膝パッドやヨガマットをお持ちの方は持参下さい。厚みは何㎜のものでも使用OKです。男性より大幅に負荷が下がるので賞金のチャンス倍増です。腕っぷしに自信のある女性の方は男性と同じ膝を着けないフォームの腕立てで挑戦してもらっても構いません。




スタートの太鼓音が鳴る前にフライングでスタートした場合、競技に影響はありませんが、1回目の腕立てはカウントされない仕様なので、太鼓の音が鳴ってからスタートするよう気を付けて下さい。男女とも運動シューズと動きやすい軽装でチャレンジして下さい。男性の上半身裸や裸足での挑戦は禁止です。




(1)力尽きて床に3秒以上体が着く
(2)60㎝幅のマットから小指がはみ出る
(3)胸ではなくアゴでボタンを押す
(4)競技中に足幅が30㎝以上拡がる
(5)腹だけが極度に落ちる悪いフォーム
5つの動作は審判の目視と映像で総合的に判断し競技後にジャッジします。
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