先日50歳を迎えついに50代の仲間入りをしました。
40代を迎えた時には、年齢が中途半端な感じがして、まだ30代の若さが残る年齢だったので、腕立て伏せで高いレベルのパフォーマンスを見せても、年齢による驚きは特にありませんでした。
しかし、50代を迎えると、一般社会では若さよりも「老い」が感じられる年代になるので、この年齢から腕立て伏せで凄いパフォーマンスを見せると、加齢によるインパクトが大きく、周りに驚きを与えることができるようになります。それがむしろ、自分を奮い立たせるポジティブな要素そしてモチベーションとしてプラスに働くのです。
さて今回この記事を書こうと思ったキッカケが、「最強スポーツ男子頂上決戦2024秋」で筋肉レジェンド「ケイン・コスギ」のパフォーマンスを見たからです。
ケインコスギは同じ月生まれの同級生で何かと気になる存在、2000年「三色筋肉決戦大会決勝」のプレゼンターとして登場しSASUKEでも「筋肉精鋭軍団代表」として共演しています。
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筋肉レジェンド「ケイン・コスギ」の腕立てデータから繙く最強50代男子への道
ケイン・コスギの最強スポーツ男子頂上決戦のモンスターボックスの結果をまとめました。
前身番組の『スポーツマンNo.1決定戦』で歴代最多6回優勝のレジェンドが14年ぶりにコロッセオに凱旋。43歳で迎えた第10回大会はモンスターボックス20段を跳び総合7位、47歳で出場した第11回大会はモンスターボックス18段で総合7位、50歳で迎えた第13回大会は、15段を成功後、18段までパスし19段に挑むが失敗に終わり、記録15段となり予選敗退、総合13位に終わった。
第4回大会(1998年)ケインが24歳の時に、世界第2位の高さモンスターボックス22段を両足着地で成功させ総合1位に輝いてから26年、右ヒザに〝爆弾〟抱えていたとはいえ自己最高記録から3段低い19段に全く歯がたたなかったものの年齢を感じさせない活躍、鍛え抜かれた肉体は注目されました。
ケインコスギの跳び箱しかりSASUKEのレジェンドで完全制覇者の長野誠52歳も2014年(42歳)の30回大会に2ndステージに進出して以降SASUKEワールドカップを含め1stステージを10年間クリア出来ずにいます。
正直スポーツ年齢による見えない壁には逆らえず50代以上で最強スポーツ男子頂上決戦やSASUKEのようなフィジカルの総合力を競う大会では上位を狙えないのが現実なのです。
最強スポーツ男子頂上決戦とSASUKEの競技で両レジェンドの挑戦を阻む共通点は何か分かりますか?それは「下半身の力をメインに使う競技」であること。
最強スポーツ男子頂上決戦のモンスターボックスとSASUKEの1stステージは共に下半身のパワーとスタミナの総合力が必要な競技です。
年齢を重ねて一番早く衰えを感じるのは運動生理学的にも体感的にも下半身で特徴として下半身の筋肉は上半身に比べて約3倍も速く衰えます。
下半身でも特に加齢で衰えやすいのが、遅筋線維でなく、速筋繊維だと言われます。
筋肉部位だと最初に大腿四頭筋、大臀筋、脊柱起立筋、体幹の順番で衰えていきます。
大腿四頭筋の筋線維割合は、若齢期では60%が速筋線維、40%が遅筋線維
しかし、50代になると速筋線維と遅筋線維の割合は50:50に変化するのです。
これらの事実からも50歳を超える中高年が若者より「下半身の力がメインの競技」で優位に立つのは難しいのです。
では最強50代男子になる方法はあるのか?
50代が鍛え方次第で互角に勝負出来るのが「上半身の力をメインに使う競技」です。
例えば、
ケインなら1対1で透明な壁を押し合う“究極の力比べ”「パワーウォール」なら種目別優勝の可能性があります。
長野なら強靭な上半身の力が不可欠で制限時間のないSASUKE 3rdステージ「悶絶の空中庭園」ならクリアできる可能性があるのです。
腕立て伏せも上半身が主役の競技で、肉体的ピークが過ぎた50代以降の男性でもジャイアントキリング番狂わせを奇跡でなく努力で普通に起こせるのです。
その裏付けとなる証拠をケイン・コスギの腕立てデータを例に1つ紹介します。
1分間腕立て伏せ対決と3分間腕立て伏せ対決の回数で年齢による腕立て伏せの能力比較
2000年1月 TBSスポーツマンNo1決定戦 第6回(XV)大会!池谷vsケイン・コスギ!
全盛期25歳 <1分間 89回 / 3分間 152回>
2023年5月 ぽかぽか(フジテレビ) 1分間腕立て伏せ対決!ヤマケンvsケイン・コスギ!
48歳 <1分間 88回>
2023年1月 ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】きんに君vsケインコスギ!!
48歳 <3分間 143回>
まとめると
全盛期<25歳>のパフォーマンス
1分間 89回
3分間 152回
23年後<48歳>のパフォーマンス
1分間 88回
3分間 143回
1分間腕立て伏せでは僅かマイナス1回、3分間腕立て伏せでもマイナス9回と、腕立て伏せでは23年前とほぼ変わらぬ身体能力を披露しています。
このように腕立て伏せ競技はエンターテインメントとして捉えた場合、老若・年齢を問わず実力が拮抗する勝敗が読めない面白さがメリットです。
令和の筋肉番組・筋トレ番組の1つの傾向として「レジェンド枠」があります。
最強スポーツ男子頂上決戦でもかつてのクイックマッスル3分間腕立て伏せを復活させることで、栄光のレジェンドたちの存在感を輝かせることが出来ます。
昭和や平成の時代に活躍した筋肉レジェンドたちが活躍し上位や優勝も狙える数少ない企画種目なのです。
筋肉系ディレクター、肉体派プロデューサーで是非スポーツバラエティ番組で腕立て伏せ企画を提案してみて下さい。
50代の仲間入りをした私も「全世代の世界最強プッシュアップマン」を目指して究極のタイムリミット3分間腕立て伏せの挑戦を始めました!
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企画ページ🔗https://www.pushup-thehero.com/muscleranking-quickmuscle-3minutes-ultimate-fullrange-motion-world-strongest
『最強50代男子への道』の参考まとめ記事
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