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腕立て伏せパーソナルトレーニング|初回カウンセリングと個別指導の実践設計

更新日:8月19日

腕立て伏せを何回できるか。

もちろん、その数字は大切です。

しかし私が腕立て伏せ専門パーソナルトレーニングの初回で知りたいのは、回数だけではありません。


どんなフォームで数えた回数なのか。

何回目から胸が浅くなるのか。

肩、上腕三頭筋、体幹、呼吸のどこから苦しくなるのか。

過去にどんなトレーニングをしてきたのか。

睡眠や仕事の疲労はどうか。

痛みや運動制限はないか。

どんな場所で自主練できるのか。


そして何より、

腕立て伏せで何を実現したいのか。

ここまで分からなければ、同じ「30回できる人」でも同じメニューにはできません。

PUSH-UP THE HEROでは、現在の身体能力、フォーム、生活環境、目標、期限、安全面までを一度整理するために、腕立て伏せ専門の初回カウンセリングシートを使用しています。


これは住所や年齢を書いてもらうだけの問診票ではありません。

回答を、

評価する。

課題を絞る。

メニューへ変える。

自主練へ落とし込む。

再測定する。


そのための「トレーニング設計図」です。

この記事では、実際に現在使用しているカウンセリングシートをもとに、腕立て伏せ専門パーソナルトレーナーが初回に何を見て、どう個別指導へ変換しているのかを公開します。

腕立て伏せパーソナルトレーニング|初回カウンセリングと個別指導の実践設計

🧭 結論|カウンセリングは「情報収集」ではなく最初のトレーニングである

初回カウンセリングは、トレーニング前の事務作業ではありません。

私にとっては、すでに指導が始まっている時間です。

例えば、

「腕立て伏せは50回できます」

という回答があったとします。

その数字だけなら50回です。

しかし詳しく聞くと、

胸を床まで下ろすと15回。

顎を近づけるフォームなら30回。

浅い高速反復なら50回。

ということがあります。


これでは「50回」という数字だけを基準にメニューを作れません。

逆に10回しかできなくても、

胸の深さが一定。

肘を最後まで伸ばせる。

身体を一直線に保てる。

呼吸が安定している。

のであれば、非常に良いスタート地点かもしれません。


だから私は、

回数を聞いて終わらない。

その数字がどう作られたのかまで確認します。

初回カウンセリングとは、本人の自己認識と実際の身体能力の間にあるズレを見つける最初の評価です。


📝 現在のカウンセリングシートは10領域で設計している

現在使用しているシートでは、情報を一か所へ大量に書いてもらうのではなく、目的別に整理しています。

1|基本情報

氏名、年齢、連絡先、職業、勤務形態、緊急連絡先、趣味・特技などを確認します。

ここで職業を見るのは、単なるプロフィール確認ではありません。

デスクワーク中心なのか。

身体を使う仕事なのか。

夜勤があるのか。

勤務時間が不規則なのか。

それによって疲労と自主練の置き方が変わります。


2|身体情報・生活習慣

身長、体重、体脂肪率、安静時脈拍、血圧、睡眠、飲酒、喫煙、食事、現在の疲労感。

腕立て伏せは自分自身の体重を負荷として扱う自重運動です。

そのため、体格と身体能力を切り離して考えません。

ただし体重だけを見て、

「軽いから有利」

「重いから不利」

と決めることもしません。

同じ体重でも、筋力、フォーム、体幹保持、腕の長さ、反復技術、持久力によって結果は大きく変わります。


3|運動歴・筋トレ歴

スポーツ経験。

筋トレ歴。

現在の頻度。

普段の種目。

過去に伸びた方法。

逆に合わなかった方法。

ここから「何を足すか」だけでなく、何を繰り返さない方がいいかも考えます。


4|健康状態・安全確認

胸部症状、めまい、既往歴、服薬、喘息、肩・肘・手首の痛み、腰・首・膝・股関節の問題、過去のケガや手術、医師からの運動制限などを確認します。

このシートは医療診断のためのものではありません。

トレーナーが病気を診断するのではなく、

安全に指導できる範囲を確認するための情報

として扱います。

必要な場合は、運動を強行するのではなく医療機関への確認を優先します。


5|現在の腕立て伏せ能力

ここから一気に腕立て伏せ専門になります。

腕立て伏せ歴。

自己基準での連続回数。

正しいフォーム基準での回数。

測定した床面。

マットや胸付台、マシンを使ったか。

テンポ。

苦しくなる部位。

終盤のフォーム崩れ。

得意な種目。

苦手な種目。

「何回できるか」だけではなく、

どんな条件で、どんな1回を繰り返しているのか

まで確認します。


6|フォーム・技術面の自己チェック

手幅。

手首。

肩。

肘。

胸の深さ。

ロックアウト。

体幹。

腰。

臀部。

左右差。

呼吸。

テンポ。

終盤のフォーム。

マシン測定。

動画確認。

ここでは、本人が自覚している弱点を先に聞きます。

後で私が実際のフォームを見ることで、

「本人も気づいていた問題」

と、

「本人には見えていなかった問題」

を分けられます。


7|目標・リクエスト

回数アップ。

フォーム改善。

大会・番組・体力試験。

舞台・撮影。

健康維持。

体力づくり。

さらに、

目標回数。

目標期限。

SASUKE。

消防・警察・自衛隊系試験。

スポーツ競技。

パフォーマンス。

個人的挑戦。

といった「どこでその腕立て伏せを使うのか」まで聞きます。

そして最後に、

腕立て伏せで叶えたい夢・目標・理想の状態

を書ける欄を設けています。

私はこの自由記述をかなり重要視しています。


8|実施条件・スケジュール

開始時期。

頻度。

曜日。

時間帯。

場所。

出張環境。

自主練できる回数。

動画撮影。

記録公開の可否。

ここまで分からないと、理論上完璧でも続けられないプログラムを作ることになります。


9|同意・確認事項

健康状態の申告。

体調変化時の連絡。

必要時の医師確認。

個人情報の利用目的。

ここを曖昧にせず、指導する側と受講する側で共通認識を作ります。


10|トレーナー記入欄

最後は私の仕事です。

姿勢・アライメント。

手幅・手首角度。

肩甲骨。

肘の軌道。

胸の深さ・可動域。

体幹。

左右差。

テンポ・呼吸。

痛み・違和感。

初回測定回数。

これらを評価し、

初回評価まとめ

提案プログラム

初回自主練メニュー

へ落とし込みます。

ここまで終わって初めて、カウンセリングシートがトレーニングプログラムになります。


🔍 「何回できる?」より先に1回の基準を合わせる

腕立て伏せのカウンセリングで最も危険なのは、回数だけをそのまま比較することです。

50回。

100回。

150回。

数字が大きいほど強そうに見えます。

しかし、

胸をどこまで下ろしたか。

肘をどこまで伸ばしたか。

腰が落ちていないか。

手の位置はどこか。

足は開いているか。

反動を使っているか。

で、同じ「1回」の負荷も難度も変わります。


だから現在のシートでは、

自己基準の回数

と、

正しいフォーム基準の回数

を分けて記入できるようにしています。

これには理由があります。

自己記録を否定するためではありません。

今まで数えてきた腕立て伏せと、これから伸ばしていく腕立て伏せの基準を揃えるためです。


正しいフォームそのものが分からない場合は、腕立て伏せの正しいやり方・種類・効果・呼吸・回数完全ガイドから確認できます。


🧠 自己評価と実際のフォームにはズレがある

腕立て伏せ専門パーソナルトレーニングでフォーム評価と初回カウンセリングを行う様子

「フォームには自信があります」

という回答でも、実際に横から見ると、

胸が浅い。

肘が完全には伸びていない。

腰が少し落ちる。

片側だけ先に上がる。

ということがあります。

逆もあります。


「フォームに自信がない」と回答していても、基本動作はかなり安定しており、修正箇所が一つしかないこともあります。

だから自己チェックは採点ではありません。

本人が身体をどう認識しているかを知るためのデータです。

その後に実際の動作を見ます。

本人の感覚。

トレーナーの観察。

必要なら動画。

必要なら計測。

この複数の情報を重ねます。

フォームの弱点を症状別に整理した腕立て伏せフォーム崩れ図鑑も、この考え方につながっています。


📹 「見た目」だけではなく動画を残す理由

腕立て伏せは高速で行うほど、肉眼だけでは見逃す部分が増えます。

胸の深さ。

ロックアウト。

体幹の小さな沈み。

左右差。

疲労後の変化。

10回目と30回目の違い。

これらは動画を残すと比較しやすくなります。


重要なのは、ただ撮影することではありません。

同じ角度。

近い条件。

同じフォーム基準。

で比較することです。

初回と数週間後のフォームが同じ画角で残れば、

「なんとなく良くなった」

ではなく、

どこが変わったのか

を確認できます。



📊 マシンを使う前に、人を見る

PUSH-UP THE HEROにはデジタル腕立て伏せマシンがあります。

しかし初回から機械の数字だけを見ればいいとは考えていません。

マシンは、

回数。

時間。

判定。

を客観化するためには強い道具です。


一方、

肩がどう動いているか。

体幹がどこから崩れるか。

呼吸がどう変わったか。

なぜその回数で止まったか。

までは、数字だけでは分かりません。

先に人を見る。

その後に必要なら測る。

この順番です。

フォーム、回数、深さ、ロックアウト、体幹ライン、左右差、反復リズムをさらに細かく評価する場合は、PUSH-UP THE HERO TESTING LABへつながります。


🫁 睡眠・疲労・仕事まで聞く理由

腕立て伏せ専門だからといって、腕立て伏せのことだけ聞けばいいわけではありません。

同じ人でも、

睡眠が十分な日。

睡眠不足の日。

仕事で身体を使った日。

休日。


では、同じメニューへの反応が変わります。

例えば「週3回自主練してください」という処方が理論上は成立しても、勤務や家庭環境を考えると現実には週1回しかできない場合があります。

そのとき私は、

「週3回できないからダメ」

とは考えません。

週1回しかできないなら、その1回をどう最大化するか。

へ設計を変えます。

継続できない完璧なプログラムより、生活へ入るプログラムの方が実際には価値があります。


🛡️ 痛みと既往歴はメニューの「禁止表」ではない

健康状態を確認するとき、

何か一つチェックが入った瞬間に、

「トレーニング不可」

と機械的に決めるわけではありません。


一方で、

「腕立て伏せくらいなら大丈夫」

と自己判断で無視することもしません。

肩が痛い。

手首が痛い。

腰に不安がある。

過去に手術歴がある。

運動制限を受けている。


こうした情報があるなら、必要に応じて強度を落とす、種目を変更する、実施を見送る、医療機関へ確認するという判断材料になります。

カウンセリングシートに健康確認を置いている理由は、

強く追い込むためではなく、安全に追い込める範囲を決めるためです。


🏋️ 運動歴を見ると「得意な動かし方」が見えてくる

ベンチプレス経験が長い。

体操経験がある。

ボクシング経験がある。

長距離競技をしてきた。

ボディビルをしてきた。

同じ筋トレ経験者でも身体の使い方は違います。

高い最大筋力を持っているのに腕立て伏せの高回数が苦手な人もいます。


逆にウエイトトレーニング経験が少なくても、自重運動の身体操作が非常に上手い人もいます。

だから運動歴を、

「経験年数が長いほど上級者」

という採点には使いません。

現在の強みと癖を予測する材料

として使います。

その予測が正しいかは、実際の腕立て伏せで確認します。


🎯 目標は「100回」だけでは足りない

目標100回。

ここまでなら簡単です。

しかし同じ100回でも、

健康目的。

自分への挑戦。

消防・警察・自衛隊系の体力試験。

スポーツ競技。

SASUKEや番組企画。

ステージパフォーマンス。

では必要な100回が違います。


試験なら指定テンポやフォームがあります。

競技なら厳格判定があります。

テレビなら見た目や本番プレッシャーまで加わります。


だから現在のシートでは、

目標回数。

期限。

目標シーン。

優先したいこと。

まで確認します。


そして、

腕立て伏せで叶えたい夢

を書けるようにしています。

ここは数字以上に重要です。

「100回やりたい」の裏側に、

昔できた身体へ戻りたい。

番組へ出たい。

試験に合格したい。

子どもに格好いい姿を見せたい。

自分の限界を知りたい。

という理由があるからです。

理由が違えば、途中で苦しくなったときの意味も変わります。


🧩 初回評価で優先課題を一つに絞る

カウンセリングとフォーム確認をすると、改善点が10個見つかることもあります。

そこで10個全部を同時に直そうとはしません。

例えば、

胸が浅い。

腰も落ちる。

肘も開く。

呼吸も乱れる。

テンポも速すぎる。


としても、最も大きな原因が体幹保持なら、まず体幹から直すことがあります。

体幹が整った結果、胸の軌道まで改善する可能性があるからです。

逆に胸の深さを最優先すると、それだけで動作全体が整理される人もいます。

だから初回の仕事は、

問題を大量に見つけることではありません。

最初に直すべき一つを決めること。

です。

ここが個別指導と、全員へ同じメニューを渡す方法の大きな違いです。


🔄 カウンセリング回答をメニューへ変換する

初回評価から個別メニューと自主練プランへ落とし込む腕立て伏せ専門指導

例えば、

正しいフォーム10回。

20回から腰が落ちる。

上腕三頭筋より体幹が先に苦しくなる。

目標は50回。

週1回の指導。

自主練は週2回可能。

という情報が揃ったとします。


この場合、いきなり毎日50回を目指す必要はありません。

初期段階では、

正しいフォームを固定する。

体幹保持を改善する。

限界より手前の反復を積む。

自主練でも同じフォームを再現する。

一定期間後に再測定する。

という順番が考えられます。


一方、

正しいフォーム50回。

後半だけロックアウトが甘くなる。

目標は100秒100回。

という人なら、全く違います。

基礎筋力より、

速度。

ロックアウト精度。

フォーム持久力。

ペース。

競技条件。

を優先する可能性が高くなります。

同じシートでも、出来上がるメニューは同じにならない。

それが個別設計です。


🏠 自主練メニューは「できる回数」より生活から逆算する

自主練で重要なのは、理想の回数を並べることではありません。

実行できることです。

週0回。

週1回。

週2回。

週3回以上。


現在のシートでは、自主練がどの程度できるかも確認しています。

これを聞かずに、

毎日50回。

週4回。

と渡しても続かなければ意味がありません。


さらに自宅なのか。

公園なのか。

会社なのか。

床面はどうか。

撮影できるか。

まで分かれば、同じ目的でもメニューを変えられます。

プログラムを人へ押し込むのではなく、人の生活へプログラムを入れる。

この考え方を大切にしています。


🚗 出張パーソナルトレーニングでは「場所」も評価項目になる

出張指導では、トレーニングする環境そのものが変数になります。

室内。

屋外。

公園。

レンタルスペース。

会社。

学校。

床材。

使用できるスペース。

雨天時の代替場所。


これらによってできる種目が変わります。

十分なスペースがある前提で作ったメニューを、現場へ行って初めて「できませんでした」にしない。

そのため実施環境も事前に確認します。


現在の腕立て伏せ専門パーソナルトレーニングでは、フォーム改善、回数向上、体力試験、競技・番組対策など、目的に応じて内容を組み替えています。


🔐 動画と記録は「撮れるか」だけでなく「どう使えるか」を確認する

フォーム改善には動画が非常に便利です。

しかし、撮影できることと公開できることは別です。

現在のシートでは、

撮影可能。

自分の確認用のみ。

公開利用も相談可能。

公開不可。

といった意思を確認できるようにしています。


記録についても、

匿名なら可能。

実名可能。

公開不可。

相談。

という選択肢があります。


トレーニング記録やフォーム動画は、指導には有用です。

だからこそ、

撮る前に用途を明確にする。

ここもカウンセリングの一部です。


🧪 初回測定は「限界までやらせればいい」わけではない

初回だから最大回数を測る。

必ずそうするとは限りません。

フォーム。

健康状態。

トレーニング歴。

当日の疲労。

目的。

を見て判断します。


初心者でフォームがまだ不安定なら、限界テストより正しい1回の習得を優先することがあります。

競技者なら、目的に合わせた本番条件で測定することがあります。

高回数が目的でも、その日の状態が悪ければ最大測定を延期することがあります。

測定は数字を出すための儀式ではありません。

次のトレーニングを決めるために必要なデータを取ること。

それが目的です。


📈 初回データは「成績表」ではなく基準点

初回10回。

30回。

50回。

数字が低くても高くても、それ自体で評価を終わらせません。

初回データには一つ大きな役割があります。


後から比較できること。

初回。

途中。

最終。

同じ条件で測ります。

回数が増えたか。

胸の深さが安定したか。

ロックアウトが改善したか。

フォーム崩壊が遅くなったか。

左右差が減ったか。

テンポが安定したか。

ここまで見ると、

「頑張った」

から、

「何が変わった」

へ進めます。


⚠️ カウンセリングで避けたい5つの失敗

回数だけ聞いてメニューを作る

フォーム基準が違えば、回数だけでは比較できません。


目標だけ聞いて期限を聞かない

1年後の100回と、1か月後の体力試験では設計が変わります。


痛みを「根性」で処理する

痛みと通常の筋疲労を同じ扱いにしません。


すべての弱点を一度に直す

情報が多いほど、修正点は絞ります。


カウンセリングシートを書いて終わる

最も重要なのは、回答を実際の評価とプログラムへ変換することです。

紙を埋めることが目的ではありません。


👤 初回カウンセリングが特に重要になる人

腕立て伏せがまだほとんどできない初心者。

自己流で回数は増えたがフォームに自信がない人。

50回、100回など高回数を目指す人。

競技ルールに合わせた記録へ挑戦する人。

消防・警察・自衛隊など体力試験を想定している人。

SASUKEや筋肉番組、オーディションなど明確な本番がある人。

肩、手首、腰などに不安があり、負荷設定へ慎重さが必要な人。

過去に様々なメニューを試したが伸びなくなった人。


こうした場合ほど、

「とりあえず腕立て伏せを増やす」

より、

現在地を整理してから始めること

に価値があります。


❓ よくある質問

初回カウンセリングでは何を聞かれますか?

基本情報だけでなく、身体情報、生活習慣、運動歴、健康状態、腕立て伏せの現在回数、測定条件、苦しくなる部位、終盤の崩れ方、フォームの悩み、目標、期限、自主練環境などを確認します。


腕立て伏せが1回もできなくても受けられますか?

問題ありません。

回数が少ない段階では、通常フォームで無理に最大回数へ挑戦するより、負荷を下げたフォームで現在の動作を確認し、段階的に床の腕立て伏せへ近づけます。


カウンセリングだけでメニューは決まりますか?

回答だけでは決めません。

実際の姿勢、手幅、肩甲骨、肘、胸の深さ、体幹、左右差、テンポ、呼吸などを確認し、必要に応じて動画や測定も組み合わせます。


過去の筋トレ歴は腕立て伏せに関係しますか?

関係する場合があります。

特に過去に何で伸びたか、何が合わなかったかは、同じ失敗を繰り返さず、得意な身体の使い方を見つける材料になります。


フォーム動画は必ず撮影しますか?

必須とは限りません。

本人の希望や目的を確認して使用します。撮影する場合も、自分の確認用と公開利用は分けて扱います。


痛みや持病があっても受講できますか?

状態によります。

カウンセリングシートは医療診断を行うものではありません。痛み、既往歴、医師による運動制限などがある場合は内容に応じて強度調整、実施見送り、医療機関への確認を優先します。


初回で最大回数を測りますか?

必ずしも測りません。

フォーム、体調、目的、安全面を確認し、最大測定が適切と判断した場合に実施します。


🦾 腕立て伏せ専門トレーナーの仕事は「質問すること」で終わらない

良いカウンセリングシートを作るだけなら、質問項目を増やせばできます。

しかし本当に難しいのは、その後です。

50個の回答から、

何が重要か。

何は今は重要ではないか。

どの問題が他の問題を引き起こしているか。

最初の4週間で何を直すか。

自主練で何をさせるか。

次回何を測るか。

ここを決める。


私はここに腕立て伏せ専門指導の価値があると考えています。

例えば、

腰が落ちる。

胸が浅い。

呼吸が乱れる。

回数が伸びない。

という4つの問題があったとしても、それぞれ別々のメニューを4つ出すとは限りません。

体幹保持を一つ直したことで、胸の深さと呼吸と回数まで変わることもあります。


だから、

情報を増やすだけでは足りない。

情報の優先順位を決める。

そして一つずつ身体へ落とし込む。

そのために初回カウンセリングがあります。


まとめ|最初の1回を始める前に、現在地を正しく知る

腕立て伏せのパーソナルトレーニングだから、

とにかく腕立て伏せをやる。

それでは専門指導とは言えません。

何回できるか。

どんなフォームか。

どこから崩れるか。

何が苦しいか。

どんな生活をしているか。

どこで練習できるか。

いつまでに何を達成したいか。

安全に続けられるか。

それらを一つずつ確認する。

そして実際の身体を見る。

回答と動作を照らし合わせる。

優先課題を決める。

メニューを作る。

自主練へ落とす。

再測定する。


この循環の最初にあるのが、カウンセリングです。

PUSH-UP THE HEROのカウンセリングシートは、ただの質問票ではありません。

「今どこにいるのか」と「どこへ行きたいのか」をつなぐ設計図です。

回数を増やしたい。

正しいフォームを身につけたい。

100回へ挑戦したい。

体力試験を突破したい。

競技へ出たい。

もう一度、昔の身体能力を取り戻したい。


目的は一人ずつ違います。

だから、始まり方も一人ずつ違っていい。

最初のメニューを決める前に、

まず現在地を正確に知る。

そこからPUSH-UP THE HEROの腕立て伏せ専門パーソナルトレーニングは始まります。

――――――――――――――――――――――――――――――――この記事の執筆・監修

PUSH-UP THE HERO🦾腕立て伏せ専門パーソナルトレーナープロ腕立てパフォーマー

腕立て伏せ専門パーソナルトレーニング
——世界唯一の腕立てマシンを使った独自のメソッド——
『HighRep Studio ZER0』
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