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ジム倒産が過去最多ペース!筋トレ市場拡大でも生き残れない理由を専門分析!

7 分前
読了時間: 14分
ジム倒産が過去最多ペース!筋トレ市場拡大でも生き残れない理由を専門分析!

2026年8月13日、帝国データバンクがかなり気になる数字を発表しました。

2026年1〜7月に発生した「フィットネスクラブ」事業者の倒産は23件。前年同期の19件をすでに上回り、このペースが続けば年間で初めて40件に達する可能性があるとされています。


しかも23件のうち6件はパーソナルジム業態でした。

帝国データバンクの今回の「倒産」は、負債1000万円以上で法的整理となった事業者を対象としています。単なる店舗閉鎖や撤退をすべて数えた数字ではありません。それでも過去最多ペースという事実は軽くありません。


ここだけを見ると、

「日本人がジムへ行かなくなった」

「筋トレブームが終わった」

そんな印象を持つかもしれません。


しかし実態は、ほぼ逆です。

フィットネス市場そのものは拡大しています。

だからこそ、競争が激しくなっている。


私は今回のニュースを「筋トレ人気の終焉」ではなく、フィットネス業界が“場所を貸すビジネス”だけでは勝ちにくい段階へ入ったニュースとして見ています。


そしてこれは、腕立て伏せ専門家にとっても非常に面白いテーマです。

なぜなら腕立て伏せは、ジムという建物から最も自由な筋力トレーニングの一つだからです。


📊 市場は過去最高。それでもジムが倒産するという矛盾

まず数字を整理します。

帝国データバンクによると、2024年度の国内フィットネス市場は約7100億円と、コロナ禍前の2019年度を上回る過去最高水準になると推計されました。


主要大手15社の店舗数も2024年度末に約6500店へ達する見込みで、10年前の約2.3倍です。

つまり市場は縮んでいません。

利用者がいなくなったわけでもありません。


それでも2024年度に損益が判明した約80社のうち、黒字だった企業は48.8%。赤字31.7%、減益15.9%で、業績の二極化が鮮明になっていました。


そして2026年。

倒産は過去最多ペース。

この構造を一言で表せば、

「フィットネス需要が伸びているから、フィットネス企業なら何でも伸びる」時代ではなくなった

ということです。


市場が大きくなれば参入者が増える。

参入者が増えれば選択肢が増える。

選択肢が増えれば価格競争が起きる。


利用者から見れば便利になりますが、事業者から見れば同じ会員を何社も取り合うことになります。

成長市場だから倒産しないのではありません。

成長市場だからこそ、競争も強くなる。

ここを分けて考える必要があります。


🏙️ ジムそのものが不要になったわけではない

今回の倒産ニュースで絶対に誤解したくないのは、

「これからジムは衰退する」と結論づけることです。


実際、大手24時間ジムは現在も大きく成長しています。

エニタイムフィットネスは2026年8月、国内会員数が120万人を突破。日本国内の店舗数も1200店を大きく超えています。2026年6月末時点では1276店舗まで拡大していました。


chocoZAPも全国2000店舗以上を掲げています。

つまり、

伸びているジムと、苦しくなっているジムが同時に存在している。

これが2026年のフィットネス業界です。

設備が豊富。

24時間使える。

全国の店舗を利用できる。

低価格。

生活導線上にある。


こうした明確な理由があるジムには、依然として強い価値があります。

私もウェイトトレーニングや大型マシンを否定するつもりはありません。

高重量のスクワット。

ベンチプレス。

ケーブルマシン。

ローイング。

レッグプレス。


これらにはジムだからこそ得られる負荷があります。

問題は「ジムか、自宅か」という二択ではありません。

その施設を使うことで何ができるのかが明確か。

ここです。


⚔️ 2026年の本当の敵は「筋トレ離れ」ではなくオーバーストア

フィットネス市場拡大の一方でジム出店競争・価格競争・家賃・人件費・光熱費上昇が経営を圧迫する構造を示した図解

帝国データバンクは今回の倒産増加について、24時間営業・無人型のコンビニジム、パーソナルジム、マシンセラピーなど多様な業態の乱立を背景の一つに挙げています。


特に都市部ではドミナント出店が進み、狭い商圏内でオーバーストア状態となり、会員獲得競争が激しくなっています。


ジムA。

徒歩3分先にジムB。

駅の反対側にはジムC。

マンションの一室にはパーソナルジムD。

さらに月額数千円のジムE。


利用者にとっては素晴らしい時代です。

ところが各施設が、

「最新マシン完備」

「駅から徒歩3分」

「初心者歓迎」

「24時間」

「パーソナル対応」

とほぼ同じことを言い始めれば、最後に比較されやすいのは価格です。


そうなると、

入会金無料。

初月無料。

期間限定割引。

乗り換えキャンペーン。

価格で会員を取りにいく競争が起こります。


帝国データバンクも、こうした販促キャンペーンの常態化と、正規価格へ戻った後の会員離脱を収益悪化要因として挙げています。


価格競争は利用者には嬉しい。

しかし価格しか違いがなくなった事業者には厳しい。


💸 月会費を下げても、電気代や人件費は下がってくれない

ジム経営には固定費があります。

家賃。

電気代。

水道代。

空調。

清掃。

設備。

マシン。

保守。

広告。

決済。

スタッフ。

専門インストラクター。


利用料金を下げたからといって、これらが同じ割合で安くなるわけではありません。

帝国データバンクは2026年の調査で、専門インストラクターの獲得競争や人材不足による人件費上昇、エネルギー価格上昇による光熱費増加も経営を圧迫していると分析しています。


さらに2026年7月時点で、ゴルフ場やフィットネスクラブなどを含む「娯楽サービス」で非正社員不足を感じる企業は54.1%に達していました。


利用者から見れば、

「月2980円」

という数字だけが目に入ります。


しかし運営側では、その料金から施設全体を維持しなければならない。

低価格ビジネスが悪いのではありません。

圧倒的な規模、効率化、無人化、強いブランド、店舗網など、低価格でも成立させる仕組みが必要なのです。


🧨 パーソナルジムも倒産している。だから「マンツーマン=高付加価値」ではない

今回のニュースで、私が特に注目したのがここです。

2026年1〜7月のフィットネスクラブ倒産23件のうち、6件がパーソナルジム業態でした。


「普通のジムが厳しくなれば、パーソナルジムなら生き残れる」

そんな簡単な話ではありません。


帝国データバンクは、パーソナルジムはマンションの一室と最低限の設備でも開業できるため参入障壁が低く、新規参入が増えている一方、トレーナーの知識・経験にもばらつきがあると指摘しています。


これは利用者側から見ると、非常に重要です。

「マンツーマンだから価値が高い」のではありません。

トレーナーが横に立っているだけなら、専門性ではない。


本当の価値は、

何を見ているのか。

どこを直せるのか。

なぜその種目を選ぶのか。

何を測定するのか。

次の4週間をどう設計するのか。

結果が出ないとき何を変更するのか。

その判断です。


つまりパーソナルトレーニングで買っているものは、本来「60分という時間」だけではありません。

専門家の判断能力です。


🧠 施設を買うのか、答えを買うのか

フィットネスサービスをかなり乱暴に二つへ分けると、

設備を利用するサービス

と、

問題を解決するサービス

があります。


24時間ジムは前者として非常に優秀です。

自分でメニューを組める。

フォームも理解している。

負荷設定もできる。

継続方法も分かる。

必要なのはマシンと場所だけ。


このタイプのトレーニーには、低価格の24時間ジムは合理的です。

一方、

腕立て伏せが10回から伸びない。

毎回フォームが違う。

肩が先に疲れる。

大胸筋へ効かない。

30秒の記録を伸ばしたい。

体力試験に合格したい。

100回へ行きたい。


こうなると、マシンを増やしても問題が解決するとは限りません。

必要なのは、

「なぜ伸びないか」を特定することです。

この瞬間、商品は設備ではなく知識になります。


🏠 腕立て伏せには「ジム倒産耐性」がある

ここからが腕立て伏せ専門サイトらしい話です。

仮に今日、通っていたジムがなくなったとします。

ベンチプレス台。

ケーブルマシン。

ラットプルダウン。

スミスマシン。

当然使えなくなります。


しかし腕立て伏せは消えません。

床があればできます。

自宅。

ホテル。

公園。

職場。

旅行先。

身体一つ分のスペースがあれば成立します。


既存記事の自重トレーニング腕立て伏せ最強説・キャリステニクスでも扱っている通り、自重トレーニングの強みの一つは場所への依存度が低いことです。


ただし私は、

「だからジムは必要ない」

とは考えません。


もっと大切なのは、

トレーニング能力そのものを自分の身体へ持ち運べることです。

フォーム。

テンポ。

セット設計。

負荷調整。

身体直線性。

呼吸。

筋持久力。

ペーシング。


これらを理解すれば、店舗が変わっても使えます。

設備は施設に残ります。

技術は身体に残ります。

この違いは大きい。


📐 腕立て伏せも「無料でできるから簡単」ではない

腕立て伏せは0円で始められます。

しかし0円だから、正しくできるわけではありません。


ここを混同すると失敗します。

手を床につく。

身体を下ろす。

押し上げる。

見た目は簡単です。

ところが実際には、

手の位置。

肘の軌道。

肩関節。

肩甲骨。

胸郭。

骨盤。

腹圧。

臀部。

足幅。

最下点。

肘の伸展。

反復リズム。

呼吸。

これらが同時に動きます。


だから同じ「20回」でも、人によって中身が違います。

胸が床付近まで下がる20回。

数センチしか動かない20回。

腰が落ちる20回。

身体一直線を保った20回。

数字は同じでもトレーニング価値は同じではありません。


PUSH-UP THE HEROの腕立て伏せトレーニング総合ガイドでは、回数だけでなく、筋出力、スピード、身体制御、筋持久力、回復力まで分けて腕立て伏せ能力を考えています。


施設がなくてもできる。

しかし専門性がない種目ではない。

この両方が腕立て伏せです。


🎯 フィットネス業界の競争激化は「専門性」の価値を逆に上げる

何でもできるジムは便利です。

しかし、何でもできることと、特定の問題を最も深く解決できることは別です。


美容室で考えれば分かりやすい。

髪を切る。

染める。

パーマ。

ヘッドスパ。

全部できる店があります。


一方で、

縮毛矯正専門。

メンズ特化。

カラー専門。

という店もある。


市場が成熟すると、この「誰の、どんな問題を解決するのか」が明確になります。

フィットネスも同じ方向へ進んでいると私は見ています。

筋トレ全般。

ダイエット全般。

身体づくり全般。


こうしたサービスが悪いわけではありません。

しかし競合が増えるほど、

「その人でなければならない理由」

が問われます。


腕立て伏せ専門。

回数アップ。

フォーム改善。

高回数競技。

体力試験。

スピード。

筋持久力。

センサー測定。


ここまで領域を絞ると、市場は小さくなります。

しかし問題への深さは増やせる。


2026年の倒産ニュースを事業側から見るなら、広い市場で似たサービスを安く売ることだけが答えではないということです。


🧪 「一人でできる」と「一人で最適化できる」は違う

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自重トレーニングには大きなメリットがあります。

一人でできます。

しかし、一人でできる運動ほど自己流にもなりやすい。

ここが難しい。


2025年に発表された79人を対象とした無作為化比較試験では、対面監督、アプリ指導、自己指導による10週間のレジスタンストレーニングを比較しています。


トレーニング継続率は対面監督群88.2%、アプリ群81.2%、自己指導群52.2%。筋力や身体組成でも対面監督群が一部指標で優位でした。もちろん一つの研究で「必ずパーソナルが最強」とは言えませんが、同じトレーニングでも監督・フィードバックの有無が結果へ影響し得ることを示す材料です。


別の研究でも、直接監督を受けたレジスタンストレーニング群で筋力向上や筋適応が大きかった例が報告されています。


専門指導の価値は、

励ましてもらえることだけではありません。

負荷を間違えない。

フォームを確認する。

改善点を見つける。

余裕があるのか限界なのか判断する。

進歩に合わせて次の課題を変える。

こうした微調整です。


🧭 2026年、ジム選びで見るべき5つのポイント

倒産件数だけを見て「ジムへ入らない方がいい」と考える必要はありません。

私は利用者側なら、次の5つを見ます。


1|何のために通うのか

「運動不足だから」だけでは選択肢が多すぎます。

筋肥大。

ダイエット。

体力。

リハビリ後の運動。

競技。

腕立て伏せ100回。

目的を細かくするほど、必要な施設が見えます。


2|設備を使いたいのか、指導を受けたいのか

設備利用なら24時間ジム。

フォーム習得や問題解決なら専門指導。

ここを混同すると、高額なサービスを契約しても使い切れません。


3|成果を測る仕組みがあるか

体重だけではありません。

回数。

重量。

可動域。

フォーム。

スピード。

セット数。

トレーニング頻度。

何がどう伸びたのか確認できること。


4|そのサービスだけの専門性があるか

「何でもできます」は便利です。

「これについては深く分かります」は別の価値です。


5|施設を離れても使える知識が残るか

私はここをかなり重視します。

契約終了後、自分でトレーニングを組める。

フォームを判断できる。

負荷を変更できる。

それなら指導へ払った金額は、その後も身体の中で働き続けます。


🚪 ジム倒産時代だからこそ「通わせ続けるサービス」より技術を残す

月額制ビジネスでは、利用者に長く在籍してもらうことが売上につながります。

事業として当然です。


しかしトレーナー側の視点では、少し違う考え方もできます。

私は、

いつまでも指導がないと何もできない状態を作ることが、最高のパーソナルトレーニングだとは思っていません。

最初はフォームを見てもらう。

なぜ回数が伸びないか知る。

自分の弱点を理解する。

トレーニング方法を覚える。

記録の測り方を覚える。

そして徐々に自分で判断できるようになる。

これが理想です。


店舗がなくなっても。

トレーナーが横にいなくても。

床があれば自分で鍛えられる。

それはかなり強い。


2026年のジム倒産ニュースを見て私が思うのは、

フィットネスサービスの本当の商品は、建物ではなく「利用者の身体に何を残したか」ではないか

ということです。


🦾 ジムではなく「腕立て伏せを伸ばす専門家」を選ぶ。私の腕立て伏せ専門パーソナルトレーニング

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私の腕立て伏せ専門パーソナルトレーニングは、一般的なスポーツジムとはサービスの出発点が違います。


「運動する場所を提供する」ことが中心ではありません。

私は、

腕立て伏せができない。

フォームを直したい。

回数を増やしたい。

100回を目指したい。

筋持久力を高めたい。

30秒のスピードを伸ばしたい。

体力試験を突破したい。

競技へ挑戦したい。

という腕立て伏せそのものの問題を解決するために指導します。


基本プランは週1回・60分・全16回。

マシンを使用せず専門指導へ集中するライトコースと、デジタル腕立て伏せマシンを使って記録と動作を確認するコースがあります。


そして出張型です。

特定の大型店舗へ通い続けることを前提にしません。

必要なのは、豪華なマシンが何十台あることではありません。


私が見るのは、

最下点まで下りているか。

身体一直線を保てているか。

肘が伸び切っているか。

どの筋肉が先に疲れているか。

何回目から速度が落ちるか。

何回目からフォームが崩れるか。

休息をどう入れるべきか。

次の4週間で何を変えるべきか。

です。


必要に応じてデジタル腕立て伏せマシンを使うのも、マシンそのものを主役にするためではありません。

感覚だけでは曖昧になる成長を、測れる状態へ変えるためです。

2026年、フィットネスクラブの倒産は過去最多ペースです。

しかし同時に、大手ジムは会員を増やし、フィットネス市場は拡大しています。


だから結論は「ジムは終わった」ではありません。

これから問われるのは、

安いか。

広いか。

新しいか。

だけではない。

そこで何ができるようになるのか。


私は腕立て伏せという一つの動作を、そこまで深く扱いたいと思っています。

ジムが変わっても。

場所が変わっても。

時代が変わっても。

身につけたフォーム、筋力、筋持久力、身体制御、トレーニング方法は残る。

施設ではなく、身体へ資産を残す。


それが、ジム倒産がニュースになる2026年だからこそ伝えたい、私のパーソナルトレーニングの価値です。

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