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SASUKEワールドカップ2024・2026|腕立て伏せ世界一決定戦を実現する競技設計

2024年7月19日
読了時間: 10分

更新日:5 日前

SASUKEワールドカップ2024・2026|腕立て伏せ世界一決定戦を実現する競技設計

2024年、SASUKEワールドカップの初代王者は日本。

2026年、アメリカがその王座を奪った。国を背負う選手たちの勝負が、2回目で早くも因縁になった。


腕立て伏せだけで、世界一を決める。

1996年に腕立て伏せ競技を始め、2026年でちょうど30年。

筋肉番付の「THE FINAL PUSH UP」に心を奪われ、番組で競い、今はルールと計測方法を作る側にも立っている。


世界の強豪が同じ舞台に立つなら、誰のどの1回を有効と認めるか。

速さと持久力をどう競わせるか。私なら、そこから世界大会を作る。


SASUKEワールドカップとは?2024年と2026年の結果

2024年の初開催には、日本のRed、Blue、Legendと、アメリカ、ドイツ、フランス、オーストラリアが緑山に集まった。

7チーム35人による国別対抗戦は8月21日に放送。

JAPAN Redが決勝でアメリカを破り、初代王者となった。


第2回は2026年8月24日に放送された。

日本はRed、Blue、20歳以下のU20を送り、初参加のポーランドを加えて全8チーム32人。

各チーム4人のうち1人が女性選手だ。TBSの公式結果は、優勝USA、2位JAPAN Red、3位Poland、4位JAPAN U20。前回準優勝のアメリカが、日本Redの連覇を阻んだ。

大会

出場規模

優勝

準優勝

大会を動かした変化

2024年

7チーム・35人

JAPAN Red

USA

初の国別対抗戦

2026年

8チーム・32人

USA

JAPAN Red

ポーランドとJAPAN U20が加わる

2026年の大会では、1stで4人全員が得点を積み、2ndは代表1人が挑む。

3rdで再び4人が力を合わせ、FINALは代表同士のタイム勝負。

全員で決勝への道を開き、最後は1人に託す。

腕立て伏せにも、国別戦を熱くする仕組みがある。


腕立て伏せ世界一決定戦は実現できるか?

できる。

世界の強豪を一つの舞台に集め、胸の接触から肘のロックまで、全員の1回を同じ基準で判定する。勝者の記録と映像を公開し、次の挑戦者が狙える王座を作る。


30秒で爆発する選手がいる。

3分でペースを崩さない選手がいる。

サバイバルで最後まで残る選手がいる。


得意分野の違う選手が、同じ床、同じフォーム、同じ判定でぶつかる。

世界一決定戦の面白さはそこにある。


以前から描いてきた世界最強腕立て伏せ選手権大会は、ライブ競技をそのままスポーツ番組へ育てる構想だ。


選手の速さと粘りを数字で見せ、敗退した選手にも次の挑戦につながる記録を残す。

第1回の結果が、次回の挑戦者を呼ぶ。


王者が防衛を狙い、敗れた選手が再戦を求める。

SASUKEの2大会を見て、腕立て伏せにもそんな続きを作りたくなった。


筋肉番付から受け継いだものは何か?

1995年、筋肉番付のサバイバル競技「THE FINAL PUSH UP」を見た。

最後の1人まで押し続ける勝負に引き込まれ、その場で腕立て伏せを試した。50回だった。この日の衝撃は腕立て伏せヒーロー伝説にも記している。


SASUKEも筋肉番付から生まれた。

私は1996年にTBS「筋肉番付」のクイックマッスル全国大会・香川予選へ出場し、183回を記録した。2000年にはSASUKE第6回大会に出場。2003年にはTBS「体育王国」の「アーティスティックパフォーマー」で、30秒間腕立て伏せ102回を記録した。


マッスルミュージカル創設期には、舞台で身体能力を見せるための稽古を積んだ。

賀出泰崇のプロフィールに、その歩みをまとめている。


SASUKEトライアウトでは、エンドレス腕立て伏せが挑戦者の関門になってきた。

私が指導した挑戦者は、2024年6月の初回66回から同年9月の最終回510回へ。


終盤は練習量を調整し、蓄積した疲労を抜いて記録を伸ばした。66回から510回への指導記録は、当日の回数を出すために何を調整したかまで示している。


原点はテレビの熱狂。

次は、世界の選手が競える舞台を作りたい。


32人から30秒・60秒・3分・サバイバルを勝ち抜く世界一決定戦

32人の個人戦をどう組めば世界最強を決められるか?

32人が30秒の勝負から始める。

半数が残り、次は60秒。その半数が3分へ進み、最後の4人がサバイバルで世界一を争う。

速さで抜け出した選手も、粘りで逆転する選手も、4種類の勝負を勝ち抜いて総合王者になる。

段階

参加人数

種目

通過条件

ラウンド32

32人

30秒フルレンジ

有効回数上位16人

ラウンド16

16人

60秒フルレンジ

有効回数上位8人

準決勝

8人

3分フルレンジ

有効回数上位4人

決勝

4人

3秒ごとに1回のサバイバル

最後まで残った1人

30秒の終了時、電光表示には16位の通過ラインが出る。

60秒では8位、3分では4位。

同じ有効回数なら無効回数の少ない選手を上位とし、2回戦以降は前ラウンドの順位まで比べる。


初戦の通過線上で決着がつかなければ、同じ休息時間を置いて再試技。

決勝で同時に止まった選手は、最後に成立した有効回数と準決勝順位で並べる。

勝敗の決め方を大会前に公開すれば、選手も観客も最後の1回に集中できる。


30秒競技では、胸の深さと肘ロックを守りながら押す速さが勝負を分ける。

60秒競技では、前半の勢いを後半まで保てるか。

3分競技では、呼吸とペースを整え、最後まで同じ動作を重ねられるか。

決勝の3秒テンポでは、その日すでに3種目を戦った4人が、残された力を出し切る。


速さで勝つ。

配分で残る。

最後は止まらず押し切る。

同じ日に4種目を戦えば、回復のうまさも勝負を左右する。


だから全選手の試技順とラウンド間の休息時間を揃える。

決勝前の休息も事前に決め、その通りに進行する。

カメラが待っていても、選手の回復時間を削ってはならない。


総合王者に加え、各種目の最高記録者も表彰したい。

30秒を制した選手が3分で敗れても、「世界大会30秒最多回数」の記録が残る。

サバイバルまで勝ち抜いた選手には総合王者の称号。

得意種目で輝く道と、すべてを制する道が並ぶ。


「有効な1回」を世界共通でどう判定するか?

1回差の決勝では、有効回数の判定そのものが勝負になる。

私の本戦ルールでは、胸が決められた位置へ届き、トップで肘をロックして1回。身体の直線、閉じた足、手の位置も試技前に揃える。


PUSH-UP THE HEROの公式競技ルールでは、胸のスイッチと肩のセンサーで下端と上端を捉える。審判は体幹、足、手の接地を見て、疑義のある1回を映像で確認する。


海外選手も日本選手も同じマット、同じ機器設定で挑み、胸の位置だけは身体に合わせて試技前に調整する。

胸は規定位置へ届いたか。

肘は伸び切ったか。

腰は沈まず、足は規定どおり接地したか。

判定が割れた1回は、正面と側面の映像に戻る。


胸が触れた瞬間、肘が伸びた瞬間、審判が無効とした理由を画面に出す。

選手やチームが異議を出せる時間と、審判長による再確認の方法は大会前に決める。


フォームと判定基準も出場募集と同時に公開する。僅差の決勝ほど、勝者の1回を誰もが見届けられる。

胸を下ろす。

肘を伸ばす。

その1回を、30秒でもサバイバルでも同じ基準で数える。


女性選手を含む代表チームで腕立て伏せ世界大会を競う

国別チーム戦はどう作るか?女性選手の勝負は?

個人の世界王者を決めたら、次は国を背負う勝負だ。

SASUKEは2024年に5人、2026年に4人で1チームを組んだ。


私が腕立て伏せで組むなら、各国5人。役割を分けて一つの王座を狙う。

30秒のスピード担当。

60秒のスピード持久力担当。ここを女性枠にする。

3分のペース担当。

サバイバルの持久力担当。

最後に総合力で勝負するアンカー。


30秒でリードを奪い、3分で追い上げ、アンカーで逆転する。

各レグの順位を同じ配点で得点化すれば、長時間の種目だけに勝敗が偏らない。

同点はアンカーの直接対決で決着をつける。


5人の強みが、それぞれ勝負の場面を作る。

女性選手にも世界王者のタイトルを設ける。


WOMEN'S PUSH-UP ARENAのフル、ハーフ、膝つきは、フォームごとに王座を分ける。

同じフォームの選手が同じ条件で競い、各部門の勝者を表彰する。

膝つきなら膝と手の位置、つま先の扱い、胸の接触まで統一する。

四つん這い型を採用するなら、専用の動作基準を作る。


国別戦の60秒は女性選手同士で競い、その順位点をチームに加える。

個人の王座は部門ごとに決まり、国別戦の王座は5人の得点で決まる。

誰がチームを救ったかも、数字と映像に残る。


選手をどう集め、最初の大会をどう育てるか?

世界大会の32枠を誰に渡すか。

公開予選、映像審査、主催者推薦それぞれの枠数を募集時に示す。

30秒、60秒、3分、持久戦の実績を見て、異なる強みを持つ選手を本戦へ招く。


海外からの応募映像では胸の接触と肘ロックを確認し、本戦会場で全員のフォームを同じ機器で合わせる。

国内のARENA記録会で、機器と審判の判定を揃える。

基準動作と無効になる動作を、同じ撮影角度の動画で世界へ示す。

国際招待戦で、選手、通訳、審判、機材を一つの会場へ集める。

各地で同じ判定を再現できたら地域予選を開き、年間ランキングから本戦へつなぐ。


選手ごとの試技映像、有効回数、無効回数、順位を残す。

次に挑む選手は、王者との差を同じルールで測れる。

全国測定キャラバンで30秒競技に出会った人が、地域予選を経て世界大会へ進む道も作れる。


世界大会を名乗る前に、試験大会で判定を磨く。

2人の審判が同じ試技を見て同じ有効回数を出せるか。

意見が割れた1回を映像で判定し直せるか。

ルールの翻訳で条件が変わっていないか。

修正した記録に理由と時刻が残るか。


勝敗に直結する部分を、選手を招く前に確かめる。

応募では肩書とともに試技映像を受け取る。

胸の深さ、肘の伸び、終盤の姿勢から、その選手がどの勝負に強いかを見極める。

初回で敗れた選手が弱点を変え、翌大会で王者を追い詰める。

その変化まで映せる大会にしたい。


制作会社と一緒に、どんな番組へ仕上げるか?

畳一畳ほどの舞台で、世界一が決まる。

画面には有効回数、残り時間、通過ライン、現在の順位。30秒の終了間際に16位が入れ替わる。

3分の残り30秒で追い上げる。

決勝の床に、最後の2人が残る。

腕立て伏せの勝負は、数字が動く瞬間に熱くなる。


予選の全試技は配信で見られるようにし、番組では上位争いと選手の歩みを追う。

決勝は最後の1人が残るまで切れ目なく映す。

サバイバルが長引いたら、前後の演出時間で放送尺を調整する。

選手の3秒テンポを番組都合で動かさない。


筋肉番付では競技者として勝負を経験し、マッスルミュージカルでは身体の動きを観客へ届ける稽古を重ねた。今は腕立て伏せマシンを使い、挑戦者の1回を数字と光で見せている。


腕立て伏せ専門プロデューサーとしての仕事では、その経験を競技企画と演出に注いでいる。

番組制作会社の方へ。

筋肉競技のルール設計・判定監修から一緒に作りたい。

どんな選手を呼び、どの種目でぶつけ、僅差の1回をどう撮るか。

審判と演出を一つの設計にすれば、観客は勝者の強さをその場で理解できる。

世界の腕立て伏せ選手が、同じ条件で本気で競う番組を実現したい。


世界一決定戦への一歩を、どこから始めるか?

選手なら、30秒、60秒、3分を同じフォームで測ってみる。

30秒では速いのに3分で崩れるのか。

序盤は控えめでも後半に順位を上げられるのか。

胸の深さ、肘ロック、体幹のラインとともに、時間ごとの有効回数を見る。


腕立て伏せ専門パーソナルでは、その結果から出場種目に合わせた技術とペースを磨く。

主催者なら、実際に選手を並べて測る。

観客が数字を追えるか、審判が同じ1回を認めるかを会場で確かめる。


腕立て伏せマシンのレンタルは、記録会や大会映像の試作に使える。

小さな会場で生まれた納得のいく勝負が、世界大会への第一歩になる。


2024年、SASUKEの世界大会が始まった。

2026年、アメリカが初代王者を破った。


腕立て伏せにも、王者と挑戦者の次の勝負を待ちたくなる舞台を作る。

一つの動作を、世界の勝負へ。

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🆕KNOW|競技を知る

読んだ知識を、次の挑戦へ。

30秒からサバイバルまでの種目と判定を確認し、自分が挑む条件を決める。


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速さ、持久力、フォームのどこを伸ばすかを試技の数字から選ぶ。腕立て伏せ専門パーソナルでは、目標種目に合わせた動作とペースを磨く。

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