SASUKEワールドカップ2024・2026|腕立て伏せ世界一決定戦を実現する競技設計
更新日:5 日前

2024年、SASUKEワールドカップの初代王者は日本。
2026年、アメリカがその王座を奪った。国を背負う選手たちの勝負が、2回目で早くも因縁になった。
腕立て伏せだけで、世界一を決める。
1996年に腕立て伏せ競技を始め、2026年でちょうど30年。
筋肉番付の「THE FINAL PUSH UP」に心を奪われ、番組で競い、今はルールと計測方法を作る側にも立っている。
世界の強豪が同じ舞台に立つなら、誰のどの1回を有効と認めるか。
速さと持久力をどう競わせるか。私なら、そこから世界大会を作る。
SASUKEワールドカップとは?2024年と2026年の結果
2024年の初開催には、日本のRed、Blue、Legendと、アメリカ、ドイツ、フランス、オーストラリアが緑山に集まった。
7チーム35人による国別対抗戦は8月21日に放送。
JAPAN Redが決勝でアメリカを破り、初代王者となった。
第2回は2026年8月24日に放送された。
日本はRed、Blue、20歳以下のU20を送り、初参加のポーランドを加えて全8チーム32人。
各チーム4人のうち1人が女性選手だ。TBSの公式結果は、優勝USA、2位JAPAN Red、3位Poland、4位JAPAN U20。前回準優勝のアメリカが、日本Redの連覇を阻んだ。
大会 | 出場規模 | 優勝 | 準優勝 | 大会を動かした変化 |
2024年 | 7チーム・35人 | JAPAN Red | USA | 初の国別対抗戦 |
2026年 | 8チーム・32人 | USA | JAPAN Red | ポーランドとJAPAN U20が加わる |
2026年の大会では、1stで4人全員が得点を積み、2ndは代表1人が挑む。
3rdで再び4人が力を合わせ、FINALは代表同士のタイム勝負。
全員で決勝への道を開き、最後は1人に託す。
腕立て伏せにも、国別戦を熱くする仕組みがある。
腕立て伏せ世界一決定戦は実現できるか?
できる。
世界の強豪を一つの舞台に集め、胸の接触から肘のロックまで、全員の1回を同じ基準で判定する。勝者の記録と映像を公開し、次の挑戦者が狙える王座を作る。
30秒で爆発する選手がいる。
3分でペースを崩さない選手がいる。
サバイバルで最後まで残る選手がいる。
得意分野の違う選手が、同じ床、同じフォーム、同じ判定でぶつかる。
世界一決定戦の面白さはそこにある。
以前から描いてきた世界最強腕立て伏せ選手権大会は、ライブ競技をそのままスポーツ番組へ育てる構想だ。
選手の速さと粘りを数字で見せ、敗退した選手にも次の挑戦につながる記録を残す。
第1回の結果が、次回の挑戦者を呼ぶ。
王者が防衛を狙い、敗れた選手が再戦を求める。
SASUKEの2大会を見て、腕立て伏せにもそんな続きを作りたくなった。
筋肉番付から受け継いだものは何か?
1995年、筋肉番付のサバイバル競技「THE FINAL PUSH UP」を見た。
最後の1人まで押し続ける勝負に引き込まれ、その場で腕立て伏せを試した。50回だった。この日の衝撃は腕立て伏せヒーロー伝説にも記している。
SASUKEも筋肉番付から生まれた。
私は1996年にTBS「筋肉番付」のクイックマッスル全国大会・香川予選へ出場し、183回を記録した。2000年にはSASUKE第6回大会に出場。2003年にはTBS「体育王国」の「アーティスティックパフォーマー」で、30秒間腕立て伏せ102回を記録した。
マッスルミュージカル創設期には、舞台で身体能力を見せるための稽古を積んだ。
賀出泰崇のプロフィールに、その歩みをまとめている。
SASUKEトライアウトでは、エンドレス腕立て伏せが挑戦者の関門になってきた。
私が指導した挑戦者は、2024年6月の初回66回から同年9月の最終回510回へ。
終盤は練習量を調整し、蓄積した疲労を抜いて記録を伸ばした。66回から510回への指導記録は、当日の回数を出すために何を調整したかまで示している。
原点はテレビの熱狂。
次は、世界の選手が競える舞台を作りたい。

32人の個人戦をどう組めば世界最強を決められるか?
32人が30秒の勝負から始める。
半数が残り、次は60秒。その半数が3分へ進み、最後の4人がサバイバルで世界一を争う。
速さで抜け出した選手も、粘りで逆転する選手も、4種類の勝負を勝ち抜いて総合王者になる。
段階 | 参加人数 | 種目 | 通過条件 |
ラウンド32 | 32人 | 30秒フルレンジ | 有効回数上位16人 |
ラウンド16 | 16人 | 60秒フルレンジ | 有効回数上位8人 |
準決勝 | 8人 | 3分フルレンジ | 有効回数上位4人 |
決勝 | 4人 | 3秒ごとに1回のサバイバル | 最後まで残った1人 |
30秒の終了時、電光表示には16位の通過ラインが出る。
60秒では8位、3分では4位。
同じ有効回数なら無効回数の少ない選手を上位とし、2回戦以降は前ラウンドの順位まで比べる。
初戦の通過線上で決着がつかなければ、同じ休息時間を置いて再試技。
決勝で同時に止まった選手は、最後に成立した有効回数と準決勝順位で並べる。
勝敗の決め方を大会前に公開すれば、選手も観客も最後の1回に集中できる。
30秒競技では、胸の深さと肘ロックを守りながら押す速さが勝負を分ける。
60秒競技では、前半の勢いを後半まで保てるか。
3分競技では、呼吸とペースを整え、最後まで同じ動作を重ねられるか。
決勝の3秒テンポでは、その日すでに3種目を戦った4人が、残された力を出し切る。
速さで勝つ。
配分で残る。
最後は止まらず押し切る。
同じ日に4種目を戦えば、回復のうまさも勝負を左右する。
だから全選手の試技順とラウンド間の休息時間を揃える。
決勝前の休息も事前に決め、その通りに進行する。
カメラが待っていても、選手の回復時間を削ってはならない。
総合王者に加え、各種目の最高記録者も表彰したい。
30秒を制した選手が3分で敗れても、「世界大会30秒最多回数」の記録が残る。
サバイバルまで勝ち抜いた選手には総合王者の称号。
得意種目で輝く道と、すべてを制する道が並ぶ。
「有効な1回」を世界共通でどう判定するか?
1回差の決勝では、有効回数の判定そのものが勝負になる。
私の本戦ルールでは、胸が決められた位置へ届き、トップで肘をロックして1回。身体の直線、閉じた足、手の位置も試技前に揃える。
PUSH-UP THE HEROの公式競技ルールでは、胸のスイッチと肩のセンサーで下端と上端を捉える。審判は体幹、足、手の接地を見て、疑義のある1回を映像で確認する。
海外選手も日本選手も同じマット、同じ機器設定で挑み、胸の位置だけは身体に合わせて試技前に調整する。
胸は規定位置へ届いたか。
肘は伸び切ったか。
腰は沈まず、足は規定どおり接地したか。
判定が割れた1回は、正面と側面の映像に戻る。
胸が触れた瞬間、肘が伸びた瞬間、審判が無効とした理由を画面に出す。
選手やチームが異議を出せる時間と、審判長による再確認の方法は大会前に決める。
フォームと判定基準も出場募集と同時に公開する。僅差の決勝ほど、勝者の1回を誰もが見届けられる。
胸を下ろす。
肘を伸ばす。
その1回を、30秒でもサバイバルでも同じ基準で数える。

国別チーム戦はどう作るか?女性選手の勝負は?
個人の世界王者を決めたら、次は国を背負う勝負だ。
SASUKEは2024年に5人、2026年に4人で1チームを組んだ。
私が腕立て伏せで組むなら、各国5人。役割を分けて一つの王座を狙う。
30秒のスピード担当。
60秒のスピード持久力担当。ここを女性枠にする。
3分のペース担当。
サバイバルの持久力担当。
最後に総合力で勝負するアンカー。
30秒でリードを奪い、3分で追い上げ、アンカーで逆転する。
各レグの順位を同じ配点で得点化すれば、長時間の種目だけに勝敗が偏らない。
同点はアンカーの直接対決で決着をつける。
5人の強みが、それぞれ勝負の場面を作る。
女性選手にも世界王者のタイトルを設ける。
WOMEN'S PUSH-UP ARENAのフル、ハーフ、膝つきは、フォームごとに王座を分ける。
同じフォームの選手が同じ条件で競い、各部門の勝者を表彰する。
膝つきなら膝と手の位置、つま先の扱い、胸の接触まで統一する。
四つん這い型を採用するなら、専用の動作基準を作る。
国別戦の60秒は女性選手同士で競い、その順位点をチームに加える。
個人の王座は部門ごとに決まり、国別戦の王座は5人の得点で決まる。
誰がチームを救ったかも、数字と映像に残る。
選手をどう集め、最初の大会をどう育てるか?
世界大会の32枠を誰に渡すか。
公開予選、映像審査、主催者推薦それぞれの枠数を募集時に示す。
30秒、60秒、3分、持久戦の実績を見て、異なる強みを持つ選手を本戦へ招く。
海外からの応募映像では胸の接触と肘ロックを確認し、本戦会場で全員のフォームを同じ機器で合わせる。
国内のARENA記録会で、機器と審判の判定を揃える。
基準動作と無効になる動作を、同じ撮影角度の動画で世界へ示す。
国際招待戦で、選手、通訳、審判、機材を一つの会場へ集める。
各地で同じ判定を再現できたら地域予選を開き、年間ランキングから本戦へつなぐ。
選手ごとの試技映像、有効回数、無効回数、順位を残す。
次に挑む選手は、王者との差を同じルールで測れる。
全国測定キャラバンで30秒競技に出会った人が、地域予選を経て世界大会へ進む道も作れる。
世界大会を名乗る前に、試験大会で判定を磨く。
2人の審判が同じ試技を見て同じ有効回数を出せるか。
意見が割れた1回を映像で判定し直せるか。
ルールの翻訳で条件が変わっていないか。
修正した記録に理由と時刻が残るか。
勝敗に直結する部分を、選手を招く前に確かめる。
応募では肩書とともに試技映像を受け取る。
胸の深さ、肘の伸び、終盤の姿勢から、その選手がどの勝負に強いかを見極める。
初回で敗れた選手が弱点を変え、翌大会で王者を追い詰める。
その変化まで映せる大会にしたい。
制作会社と一緒に、どんな番組へ仕上げるか?
畳一畳ほどの舞台で、世界一が決まる。
画面には有効回数、残り時間、通過ライン、現在の順位。30秒の終了間際に16位が入れ替わる。
3分の残り30秒で追い上げる。
決勝の床に、最後の2人が残る。
腕立て伏せの勝負は、数字が動く瞬間に熱くなる。
予選の全試技は配信で見られるようにし、番組では上位争いと選手の歩みを追う。
決勝は最後の1人が残るまで切れ目なく映す。
サバイバルが長引いたら、前後の演出時間で放送尺を調整する。
選手の3秒テンポを番組都合で動かさない。
筋肉番付では競技者として勝負を経験し、マッスルミュージカルでは身体の動きを観客へ届ける稽古を重ねた。今は腕立て伏せマシンを使い、挑戦者の1回を数字と光で見せている。
腕立て伏せ専門プロデューサーとしての仕事では、その経験を競技企画と演出に注いでいる。
番組制作会社の方へ。
筋肉競技のルール設計・判定監修から一緒に作りたい。
どんな選手を呼び、どの種目でぶつけ、僅差の1回をどう撮るか。
審判と演出を一つの設計にすれば、観客は勝者の強さをその場で理解できる。
世界の腕立て伏せ選手が、同じ条件で本気で競う番組を実現したい。
世界一決定戦への一歩を、どこから始めるか?
選手なら、30秒、60秒、3分を同じフォームで測ってみる。
30秒では速いのに3分で崩れるのか。
序盤は控えめでも後半に順位を上げられるのか。
胸の深さ、肘ロック、体幹のラインとともに、時間ごとの有効回数を見る。
腕立て伏せ専門パーソナルでは、その結果から出場種目に合わせた技術とペースを磨く。
主催者なら、実際に選手を並べて測る。
観客が数字を追えるか、審判が同じ1回を認めるかを会場で確かめる。
腕立て伏せマシンのレンタルは、記録会や大会映像の試作に使える。
小さな会場で生まれた納得のいく勝負が、世界大会への第一歩になる。
2024年、SASUKEの世界大会が始まった。
2026年、アメリカが初代王者を破った。
腕立て伏せにも、王者と挑戦者の次の勝負を待ちたくなる舞台を作る。
一つの動作を、世界の勝負へ。
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🧠ARTICLE COMPLETE🦾
🆕KNOW|競技を知る
読んだ知識を、次の挑戦へ。
30秒からサバイバルまでの種目と判定を確認し、自分が挑む条件を決める。
🆙 TRAIN|鍛える
腕立て伏せを、専門的に鍛える。
速さ、持久力、フォームのどこを伸ばすかを試技の数字から選ぶ。腕立て伏せ専門パーソナルでは、目標種目に合わせた動作とペースを磨く。
🆚 MEASURE|測る・競う
腕立て伏せを、記録挑戦へ。
同じ条件で有効回数を測り、記録会で他の挑戦者と競う。デジタル腕立て伏せマシンの体験は、自分の「できた1回」を確かめる入口になる。





を共有の土台にすれば、部門が増えても記録の意味を追える。 速さで魅せる。 粘りで魅せる。 最後の一回で決める。 選手の違う強みが同じ舞台に集まるところに、世界大会の面白さがある。 ## 世界各地から選手をどう選び、決勝へつなぐか 予選の入口は、共通ルールのもとで撮影・提出する試技と、現地で審判が判定する公開計測を組み合わせる。応募時には試技日時、部門、撮影角度、床とマット、手足の位置、計測方法を指定する。遠隔審査では映像から深さと肘の伸展が読めることが必要だ。上位候補は現地で再試技し、決勝出場を確定させる。 各地域の応募数や競技環境に差があるため、公開枠、地域枠、招待枠の定義と数を事前に決める。地域枠には参加状況を踏まえた基準を設け、招待枠も同じルールで予選を受ける。試技の公開範囲、異議申し立ての窓口、選考結果の発表日まで決めて初めて、世界から応募できる仕組みになる。 舞台に呼びたいのは、格闘家、体操選手、陸上選手、筋トレ愛好家、SASUKE挑戦者、消防士、タレント、そして](https://static.wixstatic.com/media/3fbf5e_091f9ea7d56e45488d84b6b6614bd3ef~mv2.png/v1/fill/w_980,h_552,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/3fbf5e_091f9ea7d56e45488d84b6b6614bd3ef~mv2.png)


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