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エンハンスド・ゲームズEnhanced Gamesドーピング・オリンピック悪魔の競技会

2026年5月に米ラスベガスのリゾート・ワールドで遂に第一回 エンハンスド・ゲームズ(Enhanced Games)が開催されてしまいます。


Enhanced Games(エンハンスド・ゲームズ)を簡単に説明すると

オリンピック系のスポーツとしてはドーピングを容認する世界初の競技会で 陸上競技、水泳、筋力競技の世界クラスのアスリートたちが、世界記録を破るため、人間のパフォーマンスの限界「超人性を再定義」するための大会のことです。

エンハンスド・ゲームズEnhanced Gamesドーピング・オリンピック-Doping Olympics-悪魔の競技会
エンハンスド・ゲームズEnhanced Gamesドーピング・オリンピック-Doping Olympics-

エンハンスド・ゲームズ(Enhanced Games)ドーピング・オリンピック悪魔の競技会


エンハンスド・ゲームズ(強化された大会)の要点をざっくりまとめてみました。

大会概要

名称:エンハンスド・ゲームズ(Enhanced Games)


開催地・日程

2026年5月21日〜24日・アメリカラスベガス「リゾート・ワールド」


コンセプト

●あらゆるエリートスポーツで禁止されている薬物・医療的処置を医学的監視のもと「解禁」

※この大会は、通常のスポーツ競技会で禁止の興奮剤や筋肉増強剤などの検査がなく、薬物を使った肉体強化を容認


●トップアスリートの“超人性”を追求し、「スポーツと科学の融合」を主張


参加形式と選択肢

❶ナチュラル部門▼従来どおりの無強化で薬物を使わない自然な競技参加

❷強化プロトコル部門▼選手自身が組んだ医薬的強化メニューに従って参加

❸臨床試験部門▼米国食品医薬品局(FDA)の承認前の薬剤を用いた「臨床試験」として参加

以上3つのカテゴリから選べる


競技種目と賞金

●ドーピング競技会の種目は陸上(短距離100m走)、水泳(50m自由形)、体操、格闘技、重量挙げの5つの競技で構成

●賞金は各種目の優勝者に最大50万ドル(約7000万円)

100m走と50m自由形で世界記録を破ればボーナス100万ドル(約1.4億円)


主催者の狙い

●時代遅れの反ドーピング政策からの脱却

●「医学の進歩を受け入れる」未来志向のスポーツ大会

●創設者アーロン・デスーザ氏(ロンドン在住オーストラリア人実業家)の言葉

「オリンピックモデルを21世紀へ刷新し、科学技術の進化をスポーツに取り込む」


安全性・倫理面の議論

肯定派

●医学的監視下での使用なら安全性を確保可能

●強化技術の研究・データ蓄積が進む


懸念派(世界反ドーピング機関WADAなど)

●過去のドーピング被害例(肉体的・精神的犠牲、死亡例)を指摘

●「医療的必要性を超えた強力薬物の乱用を助長し、アスリートを危険に晒す」


今後の展望と注目ポイント

●スポーツの“純粋性”を重視するファン層からの抵抗は必至だろう

●独立した科学・倫理委員会の実効性と透明性が鍵である

●使用薬剤や安全性データの開示レベルが、世間の信頼獲得に直結する?

エンハンスド・ゲームズ(Enhanced Games)を独自の視点で総評してみます。


世界反ドーピング機関(WADA)も強く非難する声明を出すなど揉めに揉める大会になることは間違いないでしょう。日本でも、日本水泳連盟がドーピング容認の国際大会「エンハンストゲームズ」に関わった選手や関係者を、資格停止処分(追放)にする方針を決定。


一言でいうと「まさに漫画やアニメに登場する”超人オリンピック”の世界


先取りという点では「ボディビルディング」の世界が今回の「ドーピング・オリンピック悪魔の競技会」の構図に似ています。


●アマチュアの大会は厳しいドーピング検査があるので「ナチュラル」が基本

●プロの世界大会「ミスター・オリンピア(Mr. Olympia)」などでは勝つために非ナチュラル(ユーザー)が基本の世界になっています。ボディビルダーでタレントの横川尚隆が世界最高峰の舞台ミスター・オリンピア”を目指すことを公言し賛否を巻き起こしています。


※但しステロイドユーザーも出場できる大会ということであり、ステロイドを使っていないナチュラルビルダーも出場していることは付け加えておきます。


素人目から見てもプロとアマチュアでボディビルダーの体つきがまるで違いますよね。

ステロイドユーザーはそもそも人間に見えないくらい、例えるなら漫画やアニメ範馬刃牙の世界の住人みたく怪物サイズに変貌するので別の生物と見るべきで、「人間は人間同士でスポーツ競技会の「人間最強」を目指せばイイ」、「化け物は化け物同士でドーピング容認の総合大会で競えばイイ」

規格外の生物を同じ土俵に上げて競わせてはいけないアンタッチャブルな領域です。


主催者は「人間の潜在能力を解き放ち全ての世界記録を消し去る。ウサイン・ボルトの持つ陸上男子100mの世界記録を破る選手を見届ける」とコメントしていますが、「9秒58」の不滅記録はドーピングしてもそう簡単には打ち破れない記録ではないでしょうか。


100メートル走のドーピング強化で縮めることが可能な記録(秒数)は「最大0.7秒」といわれているので、(東ドイツの秘密記録による)半年以内に少なくとも「10秒28」以上の自己最高記録を出したアスリートが参加しなければならず、2025年に10秒28以下の記録を出したスポーツ選手は世界に271人いますが、現役バリバリのエリートや有名選手がこの大会に出場するとはリスク的に考えにくく、名誉を失ったアスリートらが、賞金を目的に参加するか競技年齢のピークを過ぎた元五輪メダリストあたりの出場が目玉なりそうなので、今季世界最高記録「9秒86」を超えればいい方かなと考えます。


禁断のテーマ「腕立て伏せ競技でドーピングして強くなれるのか?」について

まずオリンピックなどスポーツ競技会のドーピングの指定薬剤BIG3は以下の3種類です。

❶エリスロポエチン

●赤血球の産生を促し、血液中のヘモグロビン濃度を上げる

●酸素運搬能が向上し、持久力や疲労や乳酸耐性がアップ

主に長距離マラソンやサイクリングなど、有酸素性が強い競技で使われる


❷アナボリックステロイド

●筋タンパク合成を促進し、筋肥大・筋力増強をもたらす

●回復の促進や筋損傷からの再建性を高める

重量挙げ、投擲競技、短距離スプリントなど、パワーや筋力が直接パフォーマンスに影響する競技で使用される


❸成長ホルモン/インスリン様成長因子

●疲労からの回復促進、筋肉組織の再生促進、骨や結合組織の強化

「回復・若返り系」と呼ばれ、競技の長期的なトレーニング耐久力を高める目的で幅広い競技に使用される


注意点

●ドーピング薬剤はスポーツ競技全般において違法・禁止行為であり、健康被害や倫理的問題、競技停止処分など重大なリスクが伴います。

●以下の考察はあくまで薬理学的観点からの理論的可能性であり、実際の使用を推奨するものではありません。


本記事は無論ドーピングを肯定している訳でなく、私自身は否定派で使用経験もありません。ドーピングの使用は危険性が高く、寿命を確実に縮め、競技生活を終えた後も長く副作用が残る「悪魔の薬」ということを認識して欲しく、例えドーピングして記録がアップしても自分のフィジカルや才能・努力の結果では無いので何の満足感も達成感も得られないことを承知した上で、注意点を理解した人のみ以下の記事を参照下さい。


腕立て伏せの回数アップ(筋持久力向上)への影響は?

短期的にすぐ回数を伸ばしたいなら→アナボリックステロイド(瞬発力と回復を併せ持つ)

理由「反復動作時の筋出力が向上し、ある程度の回数アップが見込まれるが、ステロイドは「瞬発・瞬間出力」寄りの効果が大きく、筋持久力の向上は限定的。インターバルトレーニングではプラスだが、持続的に動き続ける10分を超える長時間競技の直接的恩恵は小さい


中長期的に疲労を抑えながら持久力を増したいなら→エリスロポエチン+成長ホルモン

理由「腕立て伏せという全身性の筋持久力競技では、回数を重ねても末梢筋(上腕三頭筋・大胸筋など)への酸素供給が改善し、疲労困憊までの速度を遅延できるため、回数を伸ばしやすい。特に100回以上など長時間の持久セットや3分~10分の長い競技時間で大きな効果を発揮。コラーゲン生成や結合組織の補強も進むため、疲労によるオーバートレーニングを防止できる」


スピードアップ(反復速度向上)への影響は?

瞬間的な速度向上→アナボリックステロイドが最有力

理由「瞬発力が高まるため、腕立て伏せの「1秒間に何回」を競うようなスピード競技では、最も直接的な効果が見込めるが極端に速いスピードで反復すると持久力が追いつかず、後半に急激にパフォーマンスが落ちるリスクあり」


持続的に速いペースを保つ→アナボリックステロイド+EPO(EPOで後半の失速を軽減)

理由「最高速度(瞬間的な反応速度)を上げる効果はほぼ期待できないが、速いペースで連続して動いている最中、酸素供給能力がアップしていれば「中盤以降も失速しにくい」ので、40~60秒程度のスプリント的スピード競技なら後半の落ち込みを軽減可能」


フォームの向上(安定性・動作効率)への影響は?

軟部組織や関節の安定化を優先するなら→成長ホルモン

関節周りの軟部組織が強化されることで、腕立て伏せ時の肩甲骨・肘・手首の安定性が増し、動作効率が高まる。継続的に使用することで、関節可動域が改善しやすく、正しいフォームを習得・維持しやすい。


筋力増大だけでフォームを意識できるレベルなら→アナボリックステロイド

だが、むしろフォーム崩れによる怪我のリスクに注意


疲労遅延でフォーム崩れを防ぎたいなら→エリスロポエチン(ただし効果は二次的)

直接的な筋腱・軟部組織への作用は少ないため、フォーム改善への恩恵は限定的だが、疲労が軽減されると無意識のフォーム崩れが減るため、間接的には“最後までフォームを保つ”助けにはなる。


競技時間別の悪魔のドーピング選択

30秒間腕立て伏せ(短時間・高強度)

●エネルギーシステム

最初の5~10秒:ATP-PC(クレアチンリン酸)系がメイン

10~30秒:速い解糖系にシフトしメインエネルギーに


●求められる能力

瞬発力(最大筋出力)+糖解による高い短時間持続力


●もし使うなら<アナボリックステロイド一択>

速筋(タイプⅡ繊維)の筋肥大と収縮力増強により、30秒間の高強度連続動作でパワー出力を維持できる。回復力も速めるため、レペティショントレーニング(複数セット)にも強い


1分間腕立て伏せ(超高速→中強度移行)

●エネルギーシステム

0~10秒:ATP-PC系

10~60秒:嫌気性解糖が主体

40秒以降、初期の有酸素システムが少しずつ介入し始める


●求められる能力

高い瞬発力と、乳酸耐性(解糖系耐久)を併せ持つ


●もし使うなら<アナボリックステロイド>

速筋の持続力(疲労防止)とパワーを両立させやすい。但し1分という短時間だが、20秒~30秒を超えたあたりで酸素供給が少しでもあるとパフォーマンスがキープできるため、EPOでサポートするのもあり


3分間腕立て伏せ(高強度中強度→持久領域移行)

●エネルギーシステム

0~10秒:ATP-PC系+解糖系

10~120秒:主に嫌気性解糖系

120秒以降、有酸素系に移行


●求められる能力

乳酸耐性(高い乳酸閾値)+一定の有酸素持久力


●もし使うなら<エリスロポエチン>

3分という時間は、解糖系から有酸素系への移行点にあたり、EPOによる酸素運搬増加がパフォーマンス維持に大きく貢献。血中ヘモグロビンの増加で、筋肉に酸素が行き渡りやすく、乳酸産生後のクリアランスも改善する


1時間腕立て伏せ(長時間低〜中強度持続)

●エネルギーシステム

全般的に有酸素代謝が主体。脂質酸化も増加し始める


●求められる能力

圧倒的な有酸素持久力+ローカル筋持久力


●もし使うなら<エリスロポエチン>

長時間にわたり一貫して酸素を運ぶ能力が不可欠。回復や疲労耐性の向上に直結する。

競技時間が長いので成長ホルモンも効果あり。長時間の負荷による筋損傷や結合組織のダメージ回復、オーバートレーニング症候群のリスクを軽減。また、脂肪代謝を高めてエネルギー効率を良くする効果もある。

時間/観点

30秒

1分

3分

10分

1時間

エリスロポエチン

×(ほぼ不要)

△(後半少し有効)

◎(有酸素寄与で大きく有効)

◎(有酸素競技で最適)

◎(長時間持久力に最適)

アナボリックステロイド

◎(瞬発・速筋に強い)

◎(短中距離で強力)

○(疲労遅延&回復促進だが有酸素は弱い)

△(筋力より有酸素適応が重要)

×(効果薄)

成長ホルモン

△(下地作り・回復促進)

△(乳酸処理・回復促進で間接的有効)

○(長期的に乳酸耐性・回復力向上)

◎(筋持久力・回復・ミトコンドリア増加)

◎(長時間回復・持久力底上げ)

結論

アナボリックステロイドは3分間腕立て伏せに対して効果が薄い

エリスロポエチンは30秒間腕立て伏せと1分間腕立て伏せに対して効果が薄い

など腕立て伏せ競技に対しても決して”魔法の薬”でないことが分かります。

摂取方法を間違えば死のリスクもある「悪魔の薬」であることをくれぐれも忘れずに...


ドーピング超え!?"ナチュラルな強化状態”を健康な身体で発揮できる方法とは?

腕立て伏せ競技は、ボディビルなどとは違い筋肉隆々であれば強い訳ではありません。

❶腕の長さ「先天的な骨格」

❷上半身の筋肉量「筋肉重量のバランス」

❸体重「最適のBMI値」


3つの要素が絶妙にバランスを保っている人は不自然でない”ナチュラルな強化状態”を健康な身体で発揮できるため、腕立て伏せアスリートにとっては間違いなくドーピング以上の価値があるのです。

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