まずバーピーとバーピージャンプの違いを説明すると、動作の最後に「ジャンプ」が加わるか「飛ばない」かどうかの違いだけです。
バーピー Burpee
しゃがんだ姿勢から両手を床につき、足を後ろに伸ばしてハイプランク(腕立て伏せの姿勢)を取り、そこから再び足を引き寄せて立ち上がる、という一連の動作を繰り返します。
筋持久力を高めたい、運動初心者や関節の負担を避けたい人、軽い有酸素運動として全身を鍛えたい場合に向いています。
バーピージャンプ Burpee jump
バーピーの基本動作に「ジャンプ」を追加したもので、立ち上がった後にそのまま真上に少しジャンプし、手を頭上に上げるジャンピングスクワットの動作が含まれます。きつい 運動でやせる効果もあるので消費カロリーを増やしたい、心肺機能や瞬発力を高めたい場合に適しています。
ちなみにバーピーの語源は、アメリカ陸軍の体力試験にアメリカの運動生理学者ロイヤル・H・バーピー博士の開発した運動が採用されたことに由来しています。
このように通常のバーピージャンプには腕立て伏せ(ハイプランク)の姿勢になるだけで腕立て伏せの屈伸の動作は入りませんが、「進化版バーピープッシュアップ」では”フルレンジ・プッシュアップ”の動作を入れ更に負荷を爆上げします。
日本ではバーピーとバーピージャンプのタイトルでYouTubeに動画公開している人で、腕立て伏せの動作を含めている人は少ないのですが、海外では(主に男性)バーピーチャレンジのタイトルで腕立て伏せの動きを入れているのがほとんどです。バーピーといえば腕立て伏せの動作を入れるバーピープッシュアップが世界基準なのでしょう。
本記事のテーマであるバーピージャンプの進化版「バーピープッシュアップ」は、”腕立て伏せとジャンプを含む変形バーピージャンプ”で全身の連動性と爆発力、筋持久力を高める動作を組み合わせた運動で腕立て伏せの回数を伸ばすために効果的なエクササイズです。
その理由を解説していきます。
バーピージャンプ"進化版"バーピープッシュアップは腕立て伏せの回数を伸ばす効果がある
1. 瞬発力が強化できる
バーピープッシュアップは、ジャンプと腕立て伏せを組み合わせることで、短時間で速筋繊維を鍛え「押す力」の爆発力を向上させます。プライオメトリクストレーニングにより動作がスムーズになり、腕立て伏せの回数を伸ばす効果があります。
2. 筋持久力が向上できる
バーピープッシュアップは有酸素運動と無酸素運動を組み合わせた高強度エクササイズで、上半身と下半身の筋持久力を同時に高め、腕立て伏せの筋持久力向上に役立ちます。
3. 体幹の安定性とフォームが改善できる
バーピープッシュアップでは全身を使うため、腕、肩、胸、体幹、脚など多くの筋肉を連動させます。ジャンプから腕立て伏せへの切り替え動作において、体幹を安定させる必要があり、腕立て伏せを行う際のフォームも安定し、効率的な動作ができるようになり回数を増やすことが出来ます。
4. 心肺機能の強化
バーピープッシュアップは心拍数を急速に上げ、心肺機能を高め、息切れしにくい耐性を養います。腕立て伏せでも心肺機能が要求されますが、下半身もハードに動くバーピープッシュアップでその耐性をつけることで、腕立て伏せを長時間続けられるようになり回数を伸ばす効果もあります。
腕立て伏せの専門家の視点から見ると、上半身と下半身を同時に高負荷で鍛えられるので腕立て伏せのパフォーマンスアップの鍵を握る下半身もスクワット動作で同時に鍛えられる点は秀逸で筋トレする時間の無い人など時短になるのがメリット。
バーピープッシュアップは腕立て伏せの「基礎力」を高めるための理想的なトレーニングであり、特に回数を伸ばしたい場合に効果的です。
PUSH-UP💫THE HERO流おすすめの”やばい”バーピープッシュアップのやり方
「フルレンジ・プッシュアップ × ジャンピング・スクワット」
❶立った状態からスタートし、ジャンピングスクワットして手を床につけます。
❷足を後ろに跳ばしてハイプランク姿勢になり、フルレンジ腕立て伏せを1回行います。
❸足を戻して立ち上がり、そのままジャンプします。繰り返す
ポイントは、上下ともフルレンジモーションで行うこと。腕立て伏せは胸が床につくまで。ジャンピングスクワットは限界まで思いっきりジャンプすること。
トータル回数100回を目標に、時間管理はHIIT高強度インターバルを用いるとやり易いでしょう。100回が難しい場合は10回からスタートし毎日1回づつ回数を増やし続けることで、痩せる効果もあるのでダイエット向けのエクササイズ・ワークアウトでもあります。
バーピープッシュアップの種類と驚きのギネス世界記録を紹介
💪Most chest to ground push up burpees in one hour (male)
1時間で胸を地面につけて行う腕立て伏せバーピーの最多回数(男性)は1,068回で、2024年7月13日に米国オレゴン州セーラムでトミー・ヴー(米国)によって達成。
乳酸地獄のとてもハードな全身運動を要するギネス種目ですが、60分平均3.3秒に1回のペースでバーピージャンプとプッシュアップを繰り返し続けないといけないので日本人が世界記録を破るのはかなりの難易度です。
同種目の女性のギネス世界記録が「926回」これは女子としては驚くべき記録で男性と142回しか差がないのがビックリです。
💪Most chest to ground push up burpees in one minute (male)
1分間に胸を地面につける腕立て伏せバーピーの最多回数(男性)は40回で、2020年7月23日にアラブ首長国連邦のアブダビでウェズリー・プラド(ブラジル)が達成。同種目の女性のギネス世界記録は「31回」
まだこちらのギネス世界記録の方が現実味はあります。とはいえ男性で1.5秒に1回のペース、女性でも2秒に1回を上回るペースで行う必要がありかなりのスピードが求められます。
他にも懸垂とミックスさせた競技やボックスジャンプを使った競技、横ジャンプやタックジャンプバーピー、1マイルのバーピー幅跳びなど多種多様のユニークな種目が存在します。
バーピージャンプ進化版バーピープッシュアップのテレビ番組やイベントでの競技案としては、時間制限型なら30秒間、60秒間、3分間、回数制限なら100回がおすすめです。
当社の腕立て伏せマシンはバーピーテストや腹筋、ベンチプレス、スクワットなどの回数もカウント可能です。スポーツテストや体力テストの回数を数えるカウンターとしてイチオシのイベントアクティビティ体験用品です。
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