腕立て伏せの進化とは何でしょうか?
腕立て伏せを繰り返す中で、初めの頃は「とにかく回数をこなす」「ハンドスピードを上げる」「重さや負荷を増やす」といった挑戦が中心になるでしょう。しかし、正しいフォームの重要性に気づくと、1回の腕立て伏せにかける意識が大きく変わります。
かくいう私は筋肉番付やマッスルミュージカルで活躍していた頃からPUSH-UP💫THE HEROのコンテンツを立ち上げる2年前まで長きに渡り回数至上主義でフォームを重要視していませんでした。
回数至上主義だった原因を分析してみるとテレビ番組の影響が大きかったように思えます。顎を上下さえすればカウントされる筋肉番付式の腕立て伏せ競技で高記録を出せれば芸能人でなくとも有名にヒーローになれたので、無理に綺麗なフォームでやる必要性がなく、とにかく回数とスピードを上げるトレーニングだけに没頭したのです。
回数至上主義による失敗エピソードを1つ紹介します。
2019年に世界まる見え!テレビ特捜部で”スピード”がテーマの映像終わりに「超人タレントの武井壮と高速腕立て伏せ対決」が一度は決まったのですが、直前に企画が流れたことがありました。
打ち合わせで日テレに行ったときに、腕立て伏せのデモンストレーションをしたのですが、スピードがテーマということもあり筋肉番付式の高速腕立て伏せを何の疑いも無く披露したのですが、ディレクターが「思ってた腕立て伏せと違う」と無情の一言が。
1996年の筋肉番付から誕生したクイックマッスル3分間腕立て伏せが正式に終了したのは2007年のスポーツマンNo.1決定戦、12年の月日で腕立て伏せの概念も変わりつつある転換期なのだと思い知らされた出来事でした。
企画が白紙になった直接の原因がフォームでは無かったものの、3年後に「フルレンジモーション&ストリクトフォームの正しいフォームが要求される世界最高難度の腕立て伏せマシン製作」を決意した時のモチベーション要因の1つに、真っ先にこの時の悔しさが蘇ったほどなのでこの時の失敗も進化の要因に一役買ったのです。
当時のプロデューサーに送ったメール原文
「今回出演に至らなかったのも長い目で見て何か意味があると感じています。また表に出る側として今の自分に足らなかった部分も見えたので次に活かします。」
2019年に世界まる見えに出演出来ていたとしても、16年前から進化していない汚いチートフォームの腕立て伏せでは16年振りに腕立て伏せパフォーマンスでのTV出演を果たしても高い評価は間違いなく得られてなかったでしょう。結果的に出演しなくて良かったのです。
このエピソードは失敗が成功を生む良い例ですね。
今ならいつ何時テレビ番組からオファーが来ても腕立て伏せマシンと一体化した完璧なフォームの世界に例のないパフォーマンスを見せられる自信があるのは大きいです。
腕立て伏せの新たな領域への進化は正しいフォームから始まる!失敗と成功が鍵を握る!
『正しいフォームを極めた腕立て伏せは新たな領域へと進化します!』
腕立て伏せの奥深さに気づくと「ただの腕立て」からはほど遠く、新たな領域への進化が待っています。腕立て伏せにおける進化の秘訣とは、ズバリ「正しいフォームを極めること」
極めるとは単なる筋トレの繰り返しとは異なり、微細な動きや体重のかけ方にまで注意を払うプロセスとなり、重心の位置、腕の角度、コアの完全固定、身体の各部位の連携など—これらすべてを意識できてこそ、腕立て伏せは新たな領域へと進化します。
正しいフォームを追求し完璧を目指すことで得られる効果は、単なる筋力の強化だけでなく、自分自身の限界への挑戦にもなり回数アップでは決して得られない芸術領域でのチャレンジが可能となるのです。
進化のための「失敗」とその歴史
どんなトレーニングや挑戦にも、進化の過程には多くの「失敗」があります。
腕立て伏せも例外ではありません。腕立て伏せの進化には常に失敗の歴史がありました。
失敗こそが成功への最大の鍵といえる理由は、失敗を通じて、自分の弱点や見過ごしていた点、フォームの微調整点を見つけられるからです。
私の経験則から失敗例をいくつか挙げると「特異的ウォームアップのやり方の失敗」「ルーティンの失敗」「フォームの失敗」「反動を使いすぎる失敗」「左右筋出力のバランスを崩す失敗」「フィニッシュポジションの失敗」「肘のロックアウトの失敗」「ペース配分の失敗」「コンディショニングの失敗」「トレーニングメニューのプログラム失敗」など、失敗から得られる気づきは非常に多く、進化の一歩を踏み出すためのヒントになります。
とにかくフォームやパフォーマンスに直結する失敗が多いのが特徴で、トレーニングが成功した時は一時的に達成感に包まれ現状に満足してしまうので新たな気づきは少なくなります。この「成功に満足する」瞬間が、トレーニングにおける進化を止めてしまう落とし穴になりがちです。
熱心で真摯なトレーニーであればあるほど失敗したトレーニングは何が悪かったのか必ず反省するため失敗は多くの事を学ぶことが出来るのです。進化を続けるためには、どんな小さな失敗でも落ち込まず積極的に向き合い、それをフォームの改善や意識の再確認に生かしていくことが重要なのです。
「失敗」と「成功」両方の挑戦を生かし続ける習慣を身に付ける
悔しさの感情が生まれる失敗から学ぶのは比較的容易いのですが、満足・幸福の感情が生まれる成功からもしっかり学べるようになれば進化は加速します。成功した際には満足するのではなく次の目標を定めるようにするのです。
「失敗」と「成功」の両プロセスを繰り返すことが、腕立て伏せを「進化」させ続けるための鍵です。
例えば、目標回数をクリアしたトレーニング回でも、クリア出来た原因は本当に自分の限界を超えられたからなのか?フォームが悪かったのでは?と自問自答し撮影した動画のフォームを隈なくチェックし改善点を見つけるなど次なる挑戦へと進んでいく姿勢を持ち続けることが、有効的なテクニックを学び成長を生むのです。
腕立て伏せの正しいフォームを極める中で「失敗」を恐れず「成功」に満足しすぎず、自分の進化を続けていくことこそが、腕立て伏せ道を「新たな領域」へと導く秘訣です。
真に「正しいフォームを極める」ためには、フォームだけでなく5つの美学を究めることも重要です。腕立て伏せの美学にチャレンジしてみよう!
腕立て伏せ5つの美学❶フォームの美学 ❷スピードの美学 ❸回数の美学 ❹パフォーマンスの美学 ❺心の美学🔗https://www.pushup-thehero.com/professional-push-up-aesthetics
筋肉プロジェクト【腕立て伏せマシンのレンタル×パフォーマー】
腕立て伏せを"極めた"腕立て伏せを"知り尽くした"腕立て伏せの"超人"が一から設計しデザインした史上最強の筋トレ映える”パフォーマンスマシーン”をあなたの手に!!
フルレンジ・プッシュアップで筋肉番付に挑戦!筋トレ猛者なら腕が鳴る腕立てマシンはレンタル可能。個人・法人問わず日本全国どこでも出張・派遣が可能です!
トップアスリート、世界チャンピオン、有名タレントにも指導実績ありの腕立て伏せの専門家が腕立て伏せを新たな領域へと導く正しいフォームをレクチャーします。腕立て伏せ専門の出張パーソナルトレーニングの詳細はこちら➡https://www.pushup-thehero.com/personal-push-up-training
Comentários