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1分間プランク腕立て伏せ最多回数&ギネス世界記録の〇種目が更新され過ぎな件

更新日:4月14日

私が腕立て伏せ界で話題になっていたり気になっている「件」について深堀して解説していきます。


最近「すごい」「面白い」と思った腕立て伏せのギネス世界記録を紹介します。

ちなみにギネス世界記録のデータベース「認定された記録の数々」では腕立て伏せはスポーツのカテゴリに分類されています。


種目名:1分間のプランク腕立て伏せの最多回数 Most Push Ups to Planks in One Minute

1分間で腕立て伏せ→プランクをした最多回数『記録66回

達成者:イギリス人のALEX GOULDINGアレックス・ゴールディング

いわゆるプランクと腕立て伏せを交互に行う「プランクプッシュアップ」と呼ばれるもので、TikTokを中心にプランク腕立てチャレンジが一時流行りましたが、こんなに高速スピードで出来る人は居ませんし、1分間のギネス世界記録の種目にしてしまった創造性がユニークだと思いました。

 

プランク・プッシュアップのやり方


基本のポジション

手を肩幅に広げて床につきます。

足も肩幅に広げ、つま先で立ちます。お尻は上げず、背中をまっすぐ保ちます。


プッシュアップポジションからプランクポジションへ

左腕→右腕の順に腕を曲げて、ひじが体の横にくるように下げて同時に腰も下げます。


プッシュアップ

左腕→右腕の順に腕を伸ばして元のプッシュアップポジションに戻ります。

同じことを繰り返す。


左・右・左・右と順番に規則正しく体を落とし持ち上げる動作になります。


鍛えられる部分

腹筋、背筋、体幹、大胸筋、上腕三頭筋、三角筋が鍛えられますが、体感的には特に上腕三頭筋、三角筋に効く感じです。


プランクプッシュアップの注意点

腕を激しく動かすことで上半身が左右にぶれやすくなります。なるべくぶれることのないように上半身をコアマッスルの力でキープすることが重要です。

 

私も試しに初見で10秒だけ高速プランクプッシュ・アップにチャレンジしたところ、10回でした。結構本気のスピードを出して10回だったのでこのペース以上の速さで60秒間キープしないと66回の記録は抜けないことを考えるとそう簡単に抜けないアンタッチャブルレコードだと直感しました。


無練習で10秒10回なので、本気で練習すれば勿論記録は大きく伸びると思いますが、恐らくはノーマルな腕立て伏せと同様に、40秒経過後から乳酸が溜まりペースがどんどん落ちてくるはずなので、初体験の感覚では3ヶ月間(24回)実戦練習をして50回~55回くらいまでは出せると予測出来ます。


平均1秒1回の60回を超えるには最低6ヶ月は必要でしょう。

あと超高速動作で行うと肘が痛いので、ある程度の期間練習して骨と皮膚を強くする工程も必要ですね。


他にも1分間腕立て伏せギネス世界記録で私が凄い面白いと思った種目を5つピックアップして紹介しているのでチェック下さい。


~ギネス世界記録特集記事~

❶これは凄いと思った漫画の様な腕立て伏せギネス世界記録をランキングTOP10形式で解説。❷現在のフィジカルでギネス世界記録を更新出来る?出来ない?❸四半世紀前の全盛期のフィジカルならギネス記録を更新出来た?を専門家の立場から鋭く考察!


🔥種目Most push ups in one hourのギネス世界記録が更新され過ぎな件

Most push ups in one hour1時間で最も多く腕立て伏せをした回数

直近4回の「1時間腕立て伏せ」最多記録を紹介

❶現世界記録 2023年6月ルーマニア人のポップ・ローレンティウ(35)が持つ3378回

2023年6月オーストラリアのダニエル・スカリ(30)が記録を奪い返した3,249回

2022年11月に同じオーストラリア人のルーカス・ヘルムケ(33歳)が達成した3,206回

2022年4月オーストラリア人のフィットネス愛好家ダニエル・スカリ(29)が持つ3,182回


直近1年だけで4回も更新されていて、1時間腕立て伏せのカテゴリが出来て以来、何度も更新されている腕立て伏せの中でも世界的に人気のある種目です。

ただ日本人ではまだ誰も正式にはチャレンジしていません


ちなみに2015年はイギリス人の「ジムマニア」カールトン・ウィリアムスの2220回だったので8年間で記録は1158回も更新されました。


私が初めてギネス世界記録の種目に1時間腕立て伏せがあるのを認識したのは1999年、当時は3416回でした。

その3416回を目標にテレビ番組で*非公式*ながらギネス世界記録にチャレンジした経験があります。動画あります。👇

疑問:何故、現世界記録3,378回より1999年当時は回数が多いのか?


ギネス社と仕事で関わったことがあり、縄跳びや跳び箱、一輪車など多数の所属パフォーマーにギネス世界記録に挑戦の仕事をキャスティングした経験のある立場で、私の見解を申しますと一度、ギネス社に正式に認定されたものでも、記録の公開後に抜き打ちで映像を再審査し種目そのものを精査している可能性もあります。

1分間プランク腕立て伏せ最多回数&ギネス世界記録の〇種目が更新され過ぎな件

現代だとYouTubeなど動画投稿サイトを見たユーザーがフォームが悪いや肘が伸びていないなど、多数のクレームがついた場合は再審査し記録抹消される可能性もあります。


現に、ここ数年1時間腕立て伏せに誰かが挑戦し更新する度にニュースサイトに情報が挙がってきますが、気が付くと公式認定されたはずの記録より低い記録が新たに新記録としてニュースになるパターンを多く確認しています。


1時間腕立て伏せは、20年以上の歴史がある人気種目なので、年々、審査基準がアップデートされていくのかもしれません。


ギネス世界記録のガイドラインによると、完全な腕立て伏せは、肘を少なくとも 90 度の角度まで体を下げ、その後腕が真っ直ぐになるまで上げます。胸を床に接触させる必要はありません。と起債されています。


このように今もギネス世界記録の腕立て伏せフォームのルールはそこまで厳格ではなく、ゆるい部分が見られますが、1990年代以前からルールは変わりありませんが、もっと審査基準はゆるかったと認識しています。


今はカテゴリが廃止されてますが、かつて1980年にヨシダ・ミノル(日本人)が達成したノンストップ腕立て伏せ10507回という信じられないギネス世界記録が存在していました。


腕立てのプロ目線から見ても、ギネスルールの「肘を少なくとも 90 度の角度まで体を下げ、その後腕が真っ直ぐになるまで上げます。


そしてもう一つのルール「体は全体を通してまっすぐに保つ必要があります。つまり、膝や腰が曲がってはいけません。

ギネス世界記録のガイドライン(1時間腕立て伏せMost push ups in one hour) 「肘を少なくとも 90 度の角度まで体を下げ、その後腕が真っ直ぐになるまで上げます。」 「体は全体を通してまっすぐに保つ必要があります。つまり、膝や腰が曲がってはいけません。」

この2つのルールを厳格に守りつつ1度も腕立て伏せの態勢を崩さず休憩も取らずに、連続で1万回行うのは人間には不可能だと分析しています。


特に体幹を曲げてはいけないルールの部分。私の予測では1万回を超える腕立て伏せを一度も休まずに連続で行うには速筋を温存して遅筋メインで動かないと体力が持ちません。

腕立て伏せのペースも平均3秒~4秒に1回の割合だったと思うので、8時間~10時間くらいのチャレンジ時間だったのではと考えます。


体幹耐久力の世界チャンピオンを決める「プランクのギネス世界記録」は9時間を超え10時間に到達しようとしていますが、プランクはアイソメトリックスの運動で、腕立て伏せの動作は含まれません。腕立て伏せを続けながら8時間~10時間ハイプランクの姿勢を保ち続けるのはもはや人間の所業ではないのです。


ではこの記録はフェイクなのか?

40年以上前には確実に存在していた記録は確かですが、映像も残っていないので、あくまで憶測ですが、かつて私が体力全盛期に腕立て伏せ10000回チャレンジしたときのような「筋肉番付に似たチーティング系フォーム」だったと仮定すれば可能に思えてきます。


私は1万回の腕立て伏せを達成するのに5時間近くの時間を要し休憩を3回計15分取りましたが、初チャレンジだったので、もし桁違いの高回数の特訓を数年積み重ねていたら15分のインターバルを限りなく0に近づけていくことは出来たと思います。


ただ、ギネス世界記録のルールに厳格に従った審査があったなら100%記録は無効だったでしょう。


半世紀前の身体能力について

半世紀前の身体能力と現在のフィジカルは直接比較が難しいですが、トレーニングや栄養の理解が進化しており、腕立て伏せ競技者はより効果的な方法でトレーニングできるようになっています。したがって、当時の身体能力が優れていても、今日のトップアスリートと同じ結果を出せるかどうかは不確定です。


このように、たとえ池谷式で体が曲がっている楽なフォームだったとしても、膝を床に付くことなく連続で10,507回出来る無尽蔵な人間は、トレーニング科学が進化した現代でもきっと居ないだろうと考えると、やはり偉大な伝説の記録であることは間違いありません。


未来の腕立て伏せの競技ルール

ハーフレンジまでの可動域だと、誰がやってもチート気味のフォームになってしまうので、ギネス世界記録の腕立て伏せ種目もアクロバティックな要素が高い腕立て伏せ以外、すなわち純粋に腕立て伏せを行うノーマル種目の1時間腕立て伏せにはフルレンジ・プッシュアップのルールを適用すべきだとギネスワールドレコーズ社に提案します。


そうすれば、スピードが出すぎるあまり、正確なフォームを判定することが困難との理由で種目から除外された1分間腕立て伏せの復活や、私が夢見見続けている30秒間腕立て伏せの新種目認定の可能性も高まります。


かつて存在していたMost Push-ups in 1 Minute (1分間あたりの最多腕立て伏せ回数)のギネス世界記録199回は「この速度では腕立て伏せのフォームの正しさを判断できない」との理由で、記録から抹消されました。


床まで胸をつけるフルレンジの可動域にルール変更するだけで、劇的にキレイなフォームになり、30秒間や60秒間などスピード系のギネス世界記録の腕立て伏せの種目も増える効果があるのです。


今後、何処まで記録は伸び続けるか?

プロの目から考察すると、現行のルールであれば、平均値1秒に1回必要な3600回台までは到達すると予想します。

残り200回ちょっとですが、ここからの200回は、とてもシビアでハードで小刻みな更新になるはずなので、最低10年はかかると見ています。


ちなみに私は現役最強のころ、練習で1時間腕立て伏せ3700回の記録を持ってますが、筋肉番付気味のフォームでやっていたので、あまり参考にはならないですね。


テレビ番組の企画で1時間腕立て伏せチャレンジをやってみませんか?

腕立て伏せのギネス世界記録の中で世界的人気種目である1時間腕立て伏せは、日本人ではまだ誰も公式に挑戦していません。


オファーを頂ければ、ギネス世界記録を更新出来るように全力でフィジカルを仕上げてみせます。


現在のフィジカルで記録更新の可能性はあるのか?

現在のフィジカルで3378回の記録を更新するには、最新のトレーニング科学や栄養学の知識を活用し、専門的なトレーニング、食事管理、持久力、筋力、柔軟性、精神力を強化するため体質に合わせたフィジカル改造計画を立てることが重要です。


何より前人未到の大記録を更新する為には、モチベーションを高く保てないとまず不可能なので、テレビやイベントの媒体を使った挑戦がマストで、このチャレンジに100%集中出来る練習環境と十分なトレーニング期間も必要です。

 

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